1989年2月25日発売
浮草ごよみ浮草ごよみ
ナレーションにTBSの榎本勝起を起用して、インタビューなどを交えた構成で、森若のなんやかやをファンの皆様に知っていただいて、より親しみを感じていただこうという趣向。それにしても、四方八方演歌そのものといった、このまっとうな歌い方!。
SOOO BAD REVUESOOO BAD REVUE
70年代後半、関西のロックシーンを席捲したソー・バッド・レビュー。本作は、彼らが76年にリリースしたデビューアルバム。ライヴにおいての破天荒なパワーは、このアルバムにはあまり生かされていないが、関西ロックの金字塔として評価したい。
RADICAL REAL ROCKRADICAL REAL ROCK
パンク野郎の今や老舗になっちゃったけどこれは84〜85年の徳間ジャパン時代のアルバム未収録を中心にミックスしなおしたコレクション・アルバム。声は粗暴だがメッセージはまっとうそのもの。けっこう新聞とかよく読んでたりするんですよね。
交響詩「ドン・キホーテ」シュトラウス交響詩「ドン・キホーテ」シュトラウス
フルトヴェングラーと同世代のドイツの指揮者で東側だったためか日本ではあまり知られていない。モノラルでドンシャリ音や回転ムラなど音の状態が悪くアーベントロートが気の毒だが、慣れればその直截な表現や骨太な構成力の片鱗をしのぶことができる。
ノック・オン・ウッドノック・オン・ウッド
よく見るとすごいジャケットだ。誰がカフス付けて木なんか斬るかね。アトランティックはジャケットがひどいほど中身はいい。12曲中エディのオリジナルはタイトル曲を含め4曲だけだが、他の曲も味わいのある歌いっぷりできかせてくれる。
スウィート・ソウル・ミュージックスウィート・ソウル・ミュージック
60年代後期に全盛を誇ったサザン・ソウルの隠れた実力者の名作アルバムが、遂に(!)登場だ。ズッシリと重いサウンドをバックに歌われるソウル・シンギングは、やはり一味違う。そう、ここでのスウィートは甘さでなく、豊潤でディープだって事。