1990年9月25日発売
グルーヴィン・ハイグルーヴィン・ハイ
1956年8月((1)〜(5))のライヴと、同年12月のバードランドに於けるステージ((6)〜(12))を収録した本邦初登場作品。ビッグ・バンドとコンボの両面展開をはかるガレスピーは、第3者の評価に於て好不調はあったが、常に快活なのが身上。後半7曲の熱気は凄い。
ニュー・イヤー・アット・バードランドニュー・イヤー・アット・バードランド
ベイシー・オーケストラの53〜54年のバードランドでのライヴのエアチェック盤、というから音質は推して知るべしである。なかなかスウィンギーな演奏で、ベイシーの声も聴ける。“ニュー・イヤー”といいながら、8月の録音もあります。
エイプリル・イン・パリスエイプリル・イン・パリス
モンクの死後数多くの私家盤が発売されているが、これもそうしたプライヴェート・コレクションのCD化。65年頃のレコーディングとされており、メンバーにはいつものレギュラーが顔を揃えている。いずれも彼の愛奏曲ではあるが全体にやや冗漫さが残る。
モーツァルト:ディヴェルティメント/他モーツァルト:ディヴェルティメント/他
モーツァルト14〜16歳の頃に書いた作品が全5曲収められている。親しみやすい演奏をきかせるミリングSQは、シュターツカペレ・ドレスデンのコンサート・マスター、ミリングの名を冠したSQ。ヴェテラン奏者が描く若きモーツァルトの心ともいえる1枚だ。