1991年2月発売
ライオンのいる場所ライオンのいる場所
通算12枚目になるが、相変わらず、彼が見つけてくる言葉は自由自在に“世界”をつくり、壊し、聴き手の心を混乱させ安心させる。内側へ内側へと切り込んでいくことで、ついに、無限の広さの世界を得ることができたのだ、そこで、彼は永遠のホーボーとしてうたう。
ホワイホワイ
ハード・コアを200年後にも伝えたいなら最初にタイム・カプセルに放り込まれる本作(81年)。しかし、湾岸情勢を暢気にテレビで見ている人種に何処までメッセージが伝わるか疑問。それだけにアナログ盤最後の砦がCDに捕獲された事実が悔しい。