1991年4月25日発売
サムシング・トゥ・リメンバー・ユー・バイサムシング・トゥ・リメンバー・ユー・バイ
フリーマンはディキシー・スタイルを踏襲したテナー奏者。30年代には、シカゴ派のエディ・コンドンの楽団に参加して人気を博した。62年録音の本作では、古き佳き時代の雰囲気を見事に再現、ワン・ホーン・テナーならではの醍醐味も満喫できる一枚。
ジャスト・エー・シッティン・アンド・エージャスト・エー・シッティン・アンド・エー
ゴンザルベスとナンスは、デューク・エリントン楽団時代の旧友同士。これは彼らの結成した双頭バンドによる70年録音の作品。ピアノはモダン派のハンク・ジョーンズが一部に参加。持ち味となったサブ・トーンを多用する豪快なテナー・プレイが印象深い。
トゥ・ハーツトゥ・ハーツ
初のベスト盤登場! 7年目の快挙です。新ヴァージョン&新ミックスが中心の「これぞベストなり」のバッチリ盤。ガキんちょバンドがデビュー後すぐに名ばかりのベストを作る御時世に、機は熟したという筋金がビンビン張ってる。セレクト曲も不満なし。
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ピッと張り詰めた空気の中に華麗に咲き誇る卓越したテクニック、それがフランチェスカッティの醍醐味ならば、このCDは彼の美点を堪能するのに最適な作品を収録しているといえよう。録音の悪さ(モノラル)も忘れて没入してしまう吸引力のある演奏だ。