1991年発売
トゥ・ハーツトゥ・ハーツ
初のベスト盤登場! 7年目の快挙です。新ヴァージョン&新ミックスが中心の「これぞベストなり」のバッチリ盤。ガキんちょバンドがデビュー後すぐに名ばかりのベストを作る御時世に、機は熟したという筋金がビンビン張ってる。セレクト曲も不満なし。
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ピッと張り詰めた空気の中に華麗に咲き誇る卓越したテクニック、それがフランチェスカッティの醍醐味ならば、このCDは彼の美点を堪能するのに最適な作品を収録しているといえよう。録音の悪さ(モノラル)も忘れて没入してしまう吸引力のある演奏だ。