音楽むすび | 1992年10月28日発売

ハードなギター・ワークとイマイチ絡まない不定調和な歌詞。一聴すると、それが不快でしかたないけど加工された音の粒は硬派なクセ者の凄みを魅せてくれてる。好き嫌いはともかく今の勢いに溺れない職人ぽさを固持してるのは音楽バカの証。 ⇒B'z特集はこちら!

音楽の本質ではない部分のみを好む日本人の間で当然のようにヒーローに祭り上げられたRHCPのベスト。ほとんどのファンク・ナンバーに軽薄さが漂うが、S.ワンダーの(1)や美しい「フュージョン」の(3)(9)等に末恐ろしい秘められた力を感じる。寄せ集めだが最高作。