1992年9月23日発売
ショパン:即興曲ショパン:即興曲
ポーランド出身で各地の国際コンクール入賞歴をもつポブウォツカの、今回のアルバムでは、バラードがとくに注目される演奏である。細部のニュアンスが入念であると同時に、各曲のドラマティックな展開が、抒情豊かに大きなスケールをもって表現される。
K-ROCKK-ROCK
久しくヒット曲がなかった時期のアルバムだが、これを聴けば十分にバンドサウンドで、彼女特有の巻き舌唄法も健在。スローからハードまでアプローチも幅広い。全面プロデュースは土橋安騎夫。
ザ・ラスト・ローズ・イン・サマーザ・ラスト・ローズ・イン・サマー
ドラムが抜けて2人になってしまったナーヴ・カッツェですが、こちらの心配をよそに1曲目から、ぶっ飛ばす。私は飯村さんの豪快なギターが聴けてうれしい。ひと皮むけて極太になった感じだ。楠均(くじら)や朝倉弘一、寺谷誠一らのサポートも光る。
万年床万年床
のほほんとしたちょっと助平なキャラクターで人気のなぎら、その初期URC時代を中心とした72-74年の代表曲を収めたアルバムの復刻。とぼけながら世の中を切る独自の視点を持った人であるが、若くしてその姿勢は完成されていたということですね。
受験生ブルース受験生ブルース
未だに青春ソングとして輝いている代表曲(1)を含んだソングライター・ルネッサンス用ベスト。自作の作品が少ないけど全体を彩るのは素朴な優しさに潜んだ毒素の強い歌詞。それが面白いようにメロディ・ラインからこぼれおちる。(7)は谷川俊太郎/武満徹の共作。