音楽むすび | 1993年11月26日発売

太陽讃歌と名付けたくなる(1)はストリングス・女性コーラスをオーヴァー気味にフィーチャーした大曲。アレンジが魔訶不思議な(6)にもバンドの特異性を感じる。生ドラムが新鮮な(5)はギターがもっと前に出てくれば更にアバンギャルドな面が強調されたのでは。

ルックス、ファッションからして、いかにも本格派演歌。聴いてみるとドップリ演歌。忠臣蔵ものの(7)(8)は浪曲演歌の本領発揮。こういう作品が近ごろ減ってきただけに、頑張ってくれてるのはうれしい。実録もの(?)がもっと作られてもいいと思うのだけど。