1993年発売
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団<東京ライブゲヴァントハウス弦楽四重奏団<東京ライブ
昔ながらの手作りの味わいをそのままにしたような演奏。従って、最初に聴くとやけに素っ気ないところや、ぎこちないところが耳につく。しかし、彼らの方法をある程度納得して現代のほかのSQを聴くと、そちらの粉飾度がわかる。誠に個性的な団体である。
オファリングオファリング
マリオンのピュアなスピリッツあふれた久々の新作アルバムは、ギターを加えたクインテット編成。ジョン・コルトレーンの遺作である『エクスプレッション』中の1曲、「オファリング」をアルバム・タイトルに掲げ、ジャズの巨匠へ演奏を捧げる感動盤。
モーツァルト/セレナーデ第13番モーツァルト/セレナーデ第13番
現在指揮者として活躍するウェラーが、ウィーン・フィルのメンバーと録音した演奏は、緻密なアンサンブルはもちろん、なんて流麗な音楽になっていることだろうか。アイネ・クライネのロマンスの美しさやK.136の溌剌とした雰囲気など、とっても快い。
モーツァルト:クラリネット五重モーツァルト:クラリネット五重
クラリネット五重奏曲が1曲、フルート四重奏曲が2曲という具合に、なんだか中途半端なカップリングなのが不思議だけど、演奏は安心して聴けます。これをウィーンっぽいと言えば言えるが、ちょっと物足りない感じも。でも千円は絶対お買い得。
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1モーツァルト:弦楽四重奏曲第1
ウィーン・フィルのメンバーによるこの演奏は、ウィーン・モーツァルト協会賞を受賞しているそうだ。vnの柔らかな音色が心地よい。これがたったの1000円。誰でも耳にしたことがあるような超有名な曲ではないけれどBGMにもOKの優しいアルバムです。
シューベルト:交響曲第8番シューベルト:交響曲第8番
1971年の録音で、井上道義のデビュー盤のひとつ。(1)は名演。非常に明るく瑞々しく、見事なバランスでオケが鳴る。そこらの最新盤よりずっといい。(2)は大問題。絶えず短波放送のように音が大き揺れ、いくらこの価格とはいえヒドすぎる。指揮者もかわいそう。