1994年12月16日発売
WEEKEND FLY TO THE SUNWEEKEND FLY TO THE SUN
サマー・ミュージックともダンス・ミュージックとも呼べそうなリズムをきかせた明るいサウンドが、角松敏生のアルバムの特徴。このアルバムはL.A.で録音されている。アレンジはソウル系のTOMTOM84が担当している。カフェ・バーのBGM向き。
ON THE CITY SHOREON THE CITY SHORE
ちょいと涼しげな山下達郎といったイメージがこのアルバムで定着した角松敏生だが、その細い声が魅力である一方で、もの足りなさだったりもする不思議なシンガー・ソングライター。リゾート・ミュージックですね。
SUMMER TIME ROMANCE 〜FROM KIKISUMMER TIME ROMANCE 〜FROM KIKI
夏の浜辺のBGMといった雰囲気のサウンドと角松敏生のボーカル、そしてハワイのFM局KIKIの名物D.J.カマサミ・コングのしゃべりによる構成の、86年のアルバム。のりの良いポップなBGMです。
T's 12 INCHEST's 12 INCHES
1曲7分前後になるダンス・ヴァージョンを、これまで角松敏生は12インチ・シングルで発表してきた。それを集めたベスト・アルバムがこれです。とにかく踊りたくなったらどうぞってタイプの音楽なのだが、これはクロッぽくないダンス・ミュージック。
ALL is VANITYALL is VANITY
ひさかたぶりのシティ・ポップ路線の復活だが、この男にかぎって言えば形を変えながらも常に意識してきた70年代の日本のロックへの憧憬が、ようようたくましさをつけてきた、と解釈したい。クレジットに相変わらず居並ぶ女の名前にはまいるけど…。