音楽むすび | 1994年12月2日発売

60年代初期に吹き荒れたロカビリー・ブームの、その一端を楽しんでもらうべく企画されたCD。平尾昌晃、ミッキー・カーチス、山下敬二郎の、ブームの頂点にいた人たちが、71年に吹き込んだもので、雰囲気を伝えるためにライヴの喚声が加えてある。

時は昭和41年まで遡る。公演中のベンチャーズに欠員が生じ、助っ人としてステージに上ったのが寺内タケシだった。その時ノーキーと寺内はいつかアルバムで共演をと…そして20年。お互いの代表曲からスタンダードまで、エレキの神様と王様のどっちに軍配が。

ノーキーの日本制作第2弾は、お待たせ! のベンチャーズ・ヒット曲集。やっぱり、うまいんだよなあ。聴いてると、あくまでも淡々と弾き続ける、ステージ姿が目に浮かぶ。偉大なギタリスト、ノーキーの貴重な記録としても、ファンは保存しておくべし。