1994年発売
81年リリースの同名LPをもとにCD用に編集し直されたもの。声そのものの力がいかに強靭で重厚なものか。改めて考えさせられるということではCD化の果たした役割は非常に大きい1枚。できれば月夜の晩に山の上でぶつかってみたい深さと重さ。感嘆。
日本の合唱界でまことにユニークな存在の芸能山城組が、およそ非西欧的な構造をもつアフリカ各地の合唱的歌唱に挑んだ力作。モロッコからボツワナに至るアフリカの歌をこなしてしまうその気迫のほどにおそれいるが、やはり日本人の合唱である意義が大きい。
観客とのコミュニケーションづくりにパワーを発揮する芸能山城組初のCD。巨大太鼓の響きが実はエフェクトを加えた日本の平太鼓だったり、とびはねる肉声がトーン・クラスターだったりと超ハイテックなサウンドがいっぱい。至福に浸れそう〜。
不思議な、というより極めてプリミティヴな芸能集団山城組のベスト・アルバム。彼らの評価を決定付けさせた(1)から最新の(19)まで、10枚のアルバムからのコンピレーション。現地に行かなくても現地の音楽が楽しめちゃうという、アメーバ集団、この底力を見よ!。
スウェーデンのデス・メタル5人組の日本デビュー作(通算4作目)。ノイジーなギターに重い濁声。しかも米国の銃問題などを扱うなど、やはりヘヴィな歌詞。(1)の冒頭のようなロマンティックな展開に感激。もっと、と望むのは骨が足りないだろうか。
中村とうよう氏プロデュースによる78年発表の4枚目。ご存じシューベルトの有名な(1)に始まり、ブルガリアン・コーラスから影響を受けた(3)、グルジア民謡の(4)など多彩な合唱曲を、形式ばったところのない内発的な解釈で一気に聴かせてくれる。今でも新鮮。
アルバム『SWITCHBLADE』から7曲セレクトしてリミックス。リミキサーもメンバーからミート・ビート・マニフェストなどボディ・ジャンク系に強い人ばかり。とはいえ作品自体は、トランス系かアンビエントな雰囲気の強い楽曲へと仕上がっている。