1994年発売
CD選書/一触即発CD選書/一触即発
何といっても森園勝敏在籍時の『一触即発』と『'73四人囃子』だろう。佐藤ミツルの方がギターのテクは上かもしれないが、グループとしての力、勢いが違う。この2作は今はなき東宝レコードから出たもので、特にライヴの方はデビュー前のオーディション・テープから盤を起こしたものだ。TAMのレーベル・マークまで残っているではないか。『一触即発』はCDシングルが可愛くくっついていて『トリプル・ミラーズ・オブ四人囃子』から「二十才の原点」を除いた曲目ということになる。ライヴの方を特に推す。
ブルックナー:交響曲第8番ブルックナー:交響曲第8番
アルブレヒトとチェコ・フィルによるブルックナー・シリーズの第2弾。余分な力みのないスケールの大きな音楽(特に第4楽章)。チェコ・フィルは、弦楽器の低音や内声がよく鳴っていて、とてもブルックナーに相応しい響きをつくりあげている。