1997年発売
ベートーヴェン:チェロとPのたベートーヴェン:チェロとPのた
ホルン・ソナタとしても知られるop.17や、弦楽三重奏から他者が編曲したop.64も含む完全全集。フィンランドの俊英デュオがオリジナル楽器で演奏、これが目茶苦茶上手い。学究臭さは全然なく、卓越した技巧とセンスでグイグイ迫って来る。★
ベートーヴェン:交響曲全集ベートーヴェン:交響曲全集
グラーツのスティリアルテ音楽祭でのライヴ録音によるアーノンクールのベートーヴェン全集。オケはヨーロッパ室内o.。基本的にはいつもの勇ましいスタイルで「田園」以外はやっている。この6番と3番が、どうも音楽的に不自然でなじめなかったが、あとの曲は彼の方法論の範囲では成功している。金管・打楽器の強調や、超メリハリも毎度おなじみ。ただしsfの扱いのうまさはあまり例がない。「第9」のテノールソロはブッファっぽくて笑わす。また、どんなエディションを使ったのか疑問を生じる点も少しある。
ハイドン:交響曲第93番ニ長調ハイドン:交響曲第93番ニ長調
ホグウッドたちとはあらゆる意味で好対象となるアーノンクールのハイドン。《ザロモン・セット》が、セットになった。イギリスと大陸側の両方の特質を作品にうまく反映させて“両陣営”から高く評価されていたハイドンだけに、こんなにまとめて聴けるのはうれしい。
ラヴ・ラヴ・モードラヴ・ラヴ・モード
超合金大好きフランス人DJ、ディミトリのラヴ・ラヴ・モードなシングル。特にキュートな日本語がフィーチャーされた(1)は、ハッピー・チャーム・フール・ダンス・ミュージックの最高峰と言える激ラヴリーな名曲だ。あまりのかわいさにメロメロよん。