1998年4月発売
落語のひろば その2 舟弁慶/手水廻し落語のひろば その2 舟弁慶/手水廻し
子供時代から“おもろい子”と注目されていた雀々も、枝雀に入門して20年。師匠、枝雀譲りの口調での勘違い噺「手水迴し」では枕に横山ノック大阪府知事を真似てエピソードを聞かせる。「舟弁慶」の主人公の女房“お松”の傍若無人な快速お喋りは見事。
おとしばなし「吉朝庵」その2 たちきり/つるおとしばなし「吉朝庵」その2 たちきり/つる
若い芸者に一目惚れした大店の若旦那の恋狂いを、番頭たちの策略で何とか止めようとするのだが……。師匠・米朝ゆずりの小粋で端正な語り口に加え、独特の色気を備えた関西の若手の代表格、桂吉朝の第2弾で、手練手管を交えた笑いとしんみりおとす人情噺。