1999年9月発売
ひまわりの記憶ひまわりの記憶
CMモデルなどでも活躍していた圓子まどかの3枚目のマキシ・シングル。作詞は彼女自身が、作編曲は有賀啓雄が担当している。決して“うまい”タイプではないのだが、歌で確実に聴き手なにかを伝えることができる“いい”タイプのアーティストだ。
ステレオによるフランク永井のすべて CD-BOXステレオによるフランク永井のすべて CD-BOX
2000年を間もなく迎えようとする現在、昭和歌謡は遠くになりにけりという思いを再認識するのではなく、今あらためてその魅力を知ろうとする積極的な意志を感じさせる秀逸なボックス・セット。魅惑の低音ヴォイスが唯一無二であることを再認識させられる。
森にいく日森にいく日
大自然の森の生活をテーマにした、ハープのオリジナル・インスト・アルバム。美しい爪弾きのメロディとトレモロのような弦の響きが、透明感あふれる清々しい音色として伝わってくる。ハープのソロ演奏にじっくり浸ると、なぜか心が豊かになる。
オヤスミナサイオヤスミナサイ
確かにソレっぽくはあるが、この人の作品を単純に“癒し”で括ってしまうのはいかがなものか。この言葉は便利だが、その音楽の本質、音楽家が語りたいことを曖昧にしてしまう危険がある。細かく神経の配られた音づくりの妙とでもいうものを味わいたい。