1999年9月発売
バッハ:イタリア協奏曲バッハ:イタリア協奏曲
生涯ドイツを出ることがなかったバッハが絢爛なイタリア音楽文化(&ヴィヴァルディ作品)との交流のなかで紡ぎだした作品の数々。ヴァイオリン協奏曲をチェンバロ独奏曲に置き換えたこれらの作品に続けて「イタリア協奏曲」を聴くとまさに目からウロコ。
ベスト・オブ・エリック・クラプトンベスト・オブ・エリック・クラプトン
99年11月に5都市14公演、武道館だけでも8回公演を行なったクラプトンのベスト。日本発売1ヵ月ほどで120万枚も売れたという。近年のヒット曲を中心に、新曲「ブルー・アイズ・ブルー」も収録。クラプトン初心者の方は遡ってオリジナルをぜひ聴いてください。
スプリンタースプリンター
バンドの顔だったケリの脱退といった紆余曲折を乗り越え、ギタリストのクリス・コーナーがヴォーカルを兼ねるようになってのセカンド。ブリストル・サウンドを彷佛させる深遠な楽曲を聴けば、脳裏にはストイックな夢物語が見えてくる、そんな意欲作だ。
フォー・ザ・ブリーダーズフォー・ザ・ブリーダーズ
ニューヨーク出身のハードコア・バンドとか。メタリックでハードな、という常套文句しか思い浮かばないのが申し訳ないが、ひたすら叫びながら突っ走る。初期のEPやコンピレーションからの曲と新曲とで構成。違和感なくそれらが並ぶあたりが、凄い。