2003年10月発売
ナイトウォーカーナイトウォーカー
ジョー、ロス、ジノのヴァネリ三兄弟によるAORの代表的存在、ジノ・ヴァネリの81年発表の大ヒット・アルバムがリマスターで登場。「リヴィング・インサイド・マイセルフ」などヒット曲を収録。
キーシン・プレイズ・ショパンキーシン・プレイズ・ショパン
10年も前のライヴだが、つい最近聴いた、あのコンサートでの素晴らしいキーシンの印象とほとんど変わらない。表現のスケールは大きく、決して浅くならない打鍵、あふれる情熱と磨き抜かれた音色、繊細な表情。ピアノ演奏の最良のお手本とも言うべきもの。
ホロヴィッツ・カーネギー・ホール・ライヴ1975ホロヴィッツ・カーネギー・ホール・ライヴ1975
1枚目と2枚目とで録音日が違うが、これで1日分のコンサートだ。たぶんアンコールも同じだったろう。解説書に編集なしとあった。アンコールでは曲目を言っているアナウンスも入っている。前半のシューマンのソナタもいいけれど、小品がたまらなくチャーミング。★
ホロヴィッツ・ショパン・コレクションホロヴィッツ・ショパン・コレクション
1928年から57年までに、ホロヴィッツがRCAに残したショパンの録音を網羅したセット。ライヴやプライベート音源も含むが、当然すべてモノラル録音。ワザの冴えもさることながら、ピリピリした緊張感と振幅の大きな劇的表現はなんとも悪魔的。
ユーリ・バシュメットの軌跡ユーリ・バシュメットの軌跡
バシュメットがBMGに残した名演を集めた2枚組のベスト・アルバム。彼のロマンティックな演奏が堪能できる。今やヴィオラ界の第一人者となった感のあるバシュメットだが、彼の演奏は、正統派というよりも、やはり個性的といった方がよいだろう。
gardengarden
7年ぶりのアルバムだが、ソフィスティケイトされ神経の行き届いたサウンドは相変わらず。彼が紡ぎだす言葉は広がりを感じさせる柔らかなメロディに乗って、日常生活の細かな心の襞をさり気なく描写しているようでいながら、その実、毛穴にしみ込むように絡みついてくる。