2004年12月22日発売
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日本コロムビア株式会社1に続き上方漫才の濃いところがタップリ味わえる。かしまし娘で始まりフラワーショウで締めるという構成もうれしい。美花二輪(?)に挟まって柳次・柳太、ラッパ・日佐丸、そして宮川左近ショウと今はなき道頓堀の角座の舞台が眼前に広がる。
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日本コロムビア株式会社昭和30〜40年代のラジオ黄金時代から選んだ傑作選。おっとりした話で柔らかな笑いをふりまくてんや・わんやとWけんじ、スピーディなテンポでシャープな笑いの星セントルイスなど、いまや聴くことのできない名人たちの爆笑漫才を収録。
こういう漫才聴いていると気分は昭和40年代の実家にタイム・スリップ! 澤田隆治がセレクトした漫才傑作選。音源はラジオの公開録音(NHK)。ボケまくる鳳啓助、お浜・小浜の勢い、若井ぼん・はやとの「失礼(しっつれい)しました!」が懐かしい。
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日本コロムビア株式会社ラジオの漫才放送が全盛だった昭和30年代の漫才傑作選第5巻。上方漫才の雄、夢路いとし、喜味こいしの代表作「売り声」や「娘の縁談」他、砂川捨丸が80歳で収録した「お笑い金色夜叉」、三遊亭小円・木村栄子、もろ多玉枝・広多成三郎、ミスワカサ・島ひろしの実況漫才を収録。
ヒップホップ界の重要アーティスト、アフリカ・バンバータのアルバム。ヒップホップだけではないさまざまなジャンルをミックスした、バンバータ流ダンス・ミュージックが聴ける。ゲイリー・ニューマンらが参加。
ジャズ系スタンダード集としては22年ぶりとなる2004年作品。シャウトしながらしっかりメロディを歌う超人的な技を随所で披露。何を歌っても唯一無二の世界だ。ジョー・サンプルがピアノと編曲で参加した(8)の起伏に富んだ展開が見事。(11)は終盤の圧倒的突進力が爽快。
スウェーデンから登場したメロディック・メタルのニュー・カマーのアルバム。ナーニアのヴォーカリスト、クリスチャン率いるこのディヴァインファイア、疾走感と極上の美しいメロディが存分に堪能できる。
オーストラリアのシンフォニック・メタル・バンドの4thアルバム。アングラの作品にもゲスト参加していた紅一点ヴォーカリスト、サビーネのエモーショナルな歌声と、壮大でドラマティックなサウンドが聴ける。
作曲、編曲、指揮などで幅広く活躍する才人が、一介のピアニストに戻り、心の赴くままに奏でたトリオ作品。人のハートをつかむ達人だけに、スタンダードを見事に趣味のよいピアノ・ジャズに仕上げている。ベースの魔術師ブロンバーグの演奏も味わい深い。
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キングレコード株式会社香港のシンガーがコンテンポラリー・ポップスやスタンダードを歌った2作目。アコースティックな音、ジャズ寄りの編曲、スローとミディアム中心の構成は前作と同じ。(3)のような感傷的な曲も声に透明感があるため過度に重くならない。哀感を込める(9)も個性に合っている。
故・三橋美智也の付き人であり、そっくりな声質で話題となった嶋三喜夫の「夜汽車は走る」に続くシングル。2004年12月、翌1月のNHKラジオ『はつらつスタジオ505』のラジオ歌謡曲に決定した郷愁演歌だ。
「人恋椿」に続く、佐野文香の約1年ぶりのシングル。前作はゆったりとしたメロディの心地好い楽曲だったが、本作では切れ味の鋭い女任侠演歌となった。ほのかな艶も感じさせる颯爽とした楽曲だ。
活気を見せている落語に比べなかなか低迷期を脱しきれない浪花節の世界だが、この人の伸びやかな声と艶のある節まわし、そして心地よい啖呵は、平成の浪花節復興に期待を抱かせる。勝太郎節を受け継ぎながら造りあげつつある福太郎節がじつに美味。
80年9月のN響定期公演のライヴをCD化したディスク。端正なウェーバーといい、力感に富み、引き締まったアプローチの「展覧会の絵」といい、ケーゲルに思い入れのある音楽ファンにとっては、かけがえのない演奏が収録されている、と言えるだろう。