2004年12月8日発売
TVK人気番組『sakusaku』のパーソナリティーとして、「セブンティーン」の専属モデルとして活躍する彼女。先行発売されている2枚のシングル曲も収められた1stアルバム。⇒木村カエラのディスコグラフィをチェック!
“懸命”な音楽がこの年頃の特徴。指導者と選曲にかなりのウェイトがかかる世界と考えれば、(9)のような選曲はやはり巧みだなと思う。一方で、(2)のような曲をこのレベルまで引き上げる力量にも感心。盤全体としては、原曲がオケ曲の場合に少し不利な印象を受けた。
全日本吹奏楽コンクール2004の高校編。彼らにとっては、まさに吹奏楽の甲子園。その意気込みに圧倒される。どの演奏からも、自分たちの実力を100%出し切ろうという熱気が伝わってくる。それに巧い! いつまでも何らかの形で音楽を続けてほしいと思う。
東西の雄を並べて聴ける一枚。名門・駒大による「木星」などオケ版にも引けをとらないし、龍谷大による「七五三」などアンサンブルの緻密さ、明澄な音色や表現などプロでもかくやと思わせる出来に唖然とする。全12曲、多彩な演目が楽しめる内容である。
全国大会ならではの優秀演奏集。もちろん傷は散見されるが、学生とは環境が異なり練習時間などに制約の多い中でここまで作り上げてきたのは立派。その中でもヤマハとブリヂストンは、ダイナミックでスケール豊かな演奏を聴かせており金賞常連としての貫録をみせている。
これはこの一連のコンクール・シリーズの最後を飾るもの。そのためか、収録された8団体のうち半数が金賞という水準の高さ。いかにもコンクール向けのツボを押さえた作品であり演奏ばかりだが、この勢いはアマチュアならでは。
『LOVE PSYCHEDELICO 3』以来初となるシングル。アコギを中心とした浮遊感のある音作りがサイケデリックなムードを醸し出し、“ラブ&ピース”を強調した歌詞も含め、後期ビートルズを思わせるミディアム。新たなヴィジョンを打ち出した重要曲といえる。