2004年3月24日発売
デビュー盤『ルナー・ストレイン』後にリリースされたミニ・アルバムにボーナス・トラックを追加してリマスター復刻。1stに比べて楽曲が飛躍的に進歩し、彼らの名を広く知らしめた傑作だ。
出自トルコの民族音楽の語り口と、西欧近現代の響きのスタイルと、モダン・ジャズのノリの感覚が渾然と混じりあって、かつそのいずれとも所を定めぬサイのオリジナル。芸術と内向かず、ワザを魅せ、異世界に遊び、響きに快感させる達者なエンタテインメント。
クラシック音楽をBGMとして聴こうという企画だが、クラシック音楽は、BGMとして作られたものが結構ある。ここにはバロック音楽が収められているが、ほとんどBGM用である。しかし、演奏は、ケルン室内管など、結構メリハリきかして頑張っている。
『休日のクラシック』には、ゆったりとした美しいヒーリング系のクラシックの名曲が収められている。せっかくクラシックの初心者でも楽しめるコンピレーション・アルバムとして作られたのに、曲目の解説がまったくないのはいささか残念だ。
慌しかった1日の疲れを癒し、気分をリラックスさせたい夜にぴったりの9曲をセレクト。ソフトでスローな曲ばかりで、BGM感覚で手軽に楽しめるのがいい。最近なかなか寝付けないとか、眠りが浅いなどの悩みを抱えている人は試してみる価値はありそう。
スタイル別に結婚式場を探してポイントGET!ドレスショー映像や演出アイデアも満載! 結婚にちなんだクラシックの名曲が集められている(アレンジものを含む)。せっかくクラシックの初心者でも楽しめるアルバムとして作られたのに、曲目の解説がまったくないのはいささか残念だ。なぜこの曲が入っているのか説明のほしいものもある。
このアルバムではドライヴ向けのリミックスが成される……ということは特になかった。律動的だったり、華やかだったりする曲を並べて、眠気に配慮したあたりがドライヴ向けなのだろう。突然ELTが登場したと思いきや、これが一番大人しかったりするのが面白かった。
さまざまなシチュエーション別に編まれたクラシック・コンピ、こちらのテーマは“胎教によい曲”。胎教によい=赤ちゃんの心にも優しく響く=「アヴェ・マリア」やモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番など、リラックス系の定番曲がずらり。価格がうれしいので贈り物にも。
同時発売の全10タイトルがどんなものかまでは知らないが、全体にスッキリと抜けた感じを強調した、聴きやすいミックス・ダウンはこのレーベルの特徴という気がする。実際に仕事中に聴いて良い効果をあげてくれたこのアルバムは、看板に偽りなし、という感じ。