2004年5月26日発売
ドイツ伝統の響きシリーズ6::クルト・ザンデルリンクの芸術 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番ドイツ伝統の響きシリーズ6::クルト・ザンデルリンクの芸術 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
評価が高まった最晩年の録音がほとんどないザンデルリンクだけに、ベルリンso時代の演奏が最良の状態でリマスターされるのは嬉しい。じつに手堅く、本質を真っ直ぐに見据えた演奏。ソ連、東ドイツを生き抜いた筋金入りの音楽家の生き様を見る想いがする。
ドイツ伝統の響きシリーズ7::カール・ズスケの芸術 バッハ:ヴァイオリン協奏曲集ドイツ伝統の響きシリーズ7::カール・ズスケの芸術 バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
落ち着いたテンポ。魅せるというよりは噛んで含めるような音楽の運び。肩肘張らぬ端正にして折り目正しいバッハである。速い楽章などいささか刹那的快感に不足する感はあるが、妙に気負わないしっとりと滑らかなウタの息づかいが時とともにしくり沁みてくる。
ドイツ伝統の響きシリーズ10::ペーター・ダムの芸術 シューマン、シューベルト室内楽曲・歌曲集ドイツ伝統の響きシリーズ10::ペーター・ダムの芸術 シューマン、シューベルト室内楽曲・歌曲集
タイトルに“ペーター・ダムの芸術”とあるので、てっきりダムのホルンをたっぷり聴かせるアルバムかと思ったが、これはむしろシューマンの管や弦によるプチ室内楽を集めた一枚。しかしながら、ほとんど声楽のようなダムのソロはやはり聴きものだ。
ASTROMANTICASTROMANTIC
VERBALと☆TAKUの二人組として復活して以降の集大成アルバム。全曲ゲスト参加の豪華版で、バンドごと参加のDragon Ash、坂本龍一、野宮真貴&クレイジーケンバンドなど、人選の妙が冴える。R&Bから派生したハイクオリティ・ポップス集。
ラヴ・アンド・ハニーラヴ・アンド・ハニー
映画化された『キューティーハニー』の主題歌。懐かしさもあるが、隙のないパンチのある彼女のヴォーカルが全体をキュッとひきしめているうえに、デジタル・サウンドとジャズのフレイヴァーが利いているからシビれるのである。ハニーもオトナになりましたって感じです。⇒倖田來未のディスコグラフィをチェック!
Jazz nella Casa〜Super Conservative3Jazz nella Casa〜Super Conservative3
“店頭のコメントと試聴機で発見する愉しみ”にこだわった現場徹底主義コンピレーション、シリーズ第3弾。大手レコード店の辣腕バイヤーのセレクションだけに、正統派のジャズを集めても堅苦しさはなく、おしゃれで高品質なBGMとして楽しめる。