2004年7月発売
楽曲が進むにつれ激しいグルーヴがさらに昂ってゆく。メロディック性を絶対的な武器とした、和製ミクスチャー・バンドのeverset。各音がエッジ鋭い存在感を放っているにも関わらず、強固な一体感を描き出してる点には感服だ。熱い音のウネリに大興奮。
本作で自らの方向性を明確化させた男女デュオの6枚目のシングル。明けない夜の非覚醒感を言葉で捉えようとする表題曲は、サウンド的にも幻想的な静寂と激情が交叉している。対照的に悪戯っぽいヴォーカルを前面に出したカップリング曲は、タイトな印象を残す。
S.O.A.P.とはSONS OF ALL PUSSYSの略で、ラルク アン シエルのKENが元ラルク アン シエルのSAKURAと結成したことで話題となっているバンド。このファースト・シングルは音楽CD+DVDという構成で、タイトなロック・サウンドが聴かれる。
男性5人組のレゲエ・グループ、3作目のアルバム。ボブ・マーリィをはじめとするオールド・スクール・レゲエへの深い愛情を感じさせつつも、日本のグループとして、自分たちのレゲエを作ろうとする意志が、そしてそれを作り上げた実力が頼もしい。
東京・吉祥寺のレコード店、JAR-BEAT RECORDがプロデュースするオムニバス・アルバム。「インディーズ・レーベルと言うよりはパーソナルなレベルで活動しているアーティストの“グッと来る”作品」に注目した内容。打ち込みベースの心地よい楽曲が並ぶ。
ラッツ・アンド・スターのトランペッターとして名を馳せた桑野信義による女性三人を含むユニット。とにかくソウル&ブラック。ディスコやモータウンをフィーチャーした世代を感じさせる本物感が素晴らしい。バラエティ番組のクワマンしか知らない人は驚愕するはず。
下北沢や渋谷で活動する4人組、minimal Huggの1stシングル。ロンドン・パンクに影響を受けながらも、妖しい女性ヴォーカルを前面に出して唯一無二のサウンドを構築している。
国語の教科書にも出てくるおとぎ話のような落語で、まじめに働く正直者は神様のご利益で栄え、怠け者はとんだ災難にあうという話。昇太は持ち前の明るいキャラと気風のいい話芸で、爆笑を誘いながら、子供でもわかりやすく聞かせてくれる。