2004年9月8日発売
VICISSITUDES OFVICISSITUDES OF
幻のインディーズ・デビュー盤収録曲から書き下ろしの新曲まで、全63曲を集大成したベスト・アルバム。20年間変わらぬカラーとテンションを維持してきたこともすごいが、新しいものになるほど作品も演奏も充実してきていることには心底感服させられる。
merry merrymerry merry
2年ぶりのアルバム。これまでの昭和歌謡、ビッグバンド路線は影を潜め、まるで80年代ニューウェイヴを思わせるようなギターが何のてらいもなく鳴らされている。それでも核となるメロと歌が確立されているため、迷いは一切感じない。彼らの新境地といえる作品だ。
遙かなる日々遙かなる日々
チープ・トリックを引用したアート・ワークは謎だが、4曲で多彩な面を見せるCDだ。ゆったりした曲からアップ・テンポのパンキッシュな曲まで入っているが、飄々としたヴォーカルの日本のフォーク・ロックを2004年ヴァージョンにしたみたいな趣で一貫。