2004年発売
本格的ソロ・プロジェクト第1弾は、“音色”に愛を語りかけるスウィートなラヴ・ソングで攻めてきた。KREVAの愛の言葉を聴いた後は(4)〜(6)でじっくりこの曲の音色に耳を傾けたくなる。逆にラップだけのヴァージョンも聴いてみたかった。シュールな傑作。
99年にジャネット・ジャクソンのPVにダンサーとして出演した経験を持つ日本人ヒップホップ/R&Bクィーンの初期ベスト・セレクション&秘蔵音源を収録したアルバム。(1)のレゲエ・ミックスや(3)のSOUL'd OUTのshinnosukeがリミックスしたナンバーなど聴きどころ満載。
藤家のギター作品集の第2弾。調性的に書けばギターの鳴りは良い。藤家はその旨みを心得ている。ドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリスの「青い花」に題材を得て、曲調はロマン派のギター曲を思わせる陰影と優美さをたたえる。山下の独壇場である。
仙台を拠点に活動する、男女ヒップホップ・ユニットのファースト・アルバム。全体を通して聴くと、メロディのセンスが際立って優れていることに驚かされる。MC TATEの人間愛にあふれたリリックと、MARKIEの耳触りの良いヴォーカルも見事調和している。
幻のインディーズ・デビュー盤収録曲から書き下ろしの新曲まで、全63曲を集大成したベスト・アルバム。20年間変わらぬカラーとテンションを維持してきたこともすごいが、新しいものになるほど作品も演奏も充実してきていることには心底感服させられる。
2年ぶりのアルバム。これまでの昭和歌謡、ビッグバンド路線は影を潜め、まるで80年代ニューウェイヴを思わせるようなギターが何のてらいもなく鳴らされている。それでも核となるメロと歌が確立されているため、迷いは一切感じない。彼らの新境地といえる作品だ。
やっぱり、人の声って心地よいんだねーってことを教えてくれるアルバム。押尾コータローがギターで伴奏した曲や深沼元昭が提供した曲もあるのだが、曲がどうとかいう以前にハーモニーを聴くだけで充ち足りてしまう。ツェッペリンみたいな(7)〜(8)の流れが好き。
チープ・トリックを引用したアート・ワークは謎だが、4曲で多彩な面を見せるCDだ。ゆったりした曲からアップ・テンポのパンキッシュな曲まで入っているが、飄々としたヴォーカルの日本のフォーク・ロックを2004年ヴァージョンにしたみたいな趣で一貫。
ア・カペラ・グループとしては意外にも初のバラード曲の今作は、同発のアルバムに収録のものとは別ヴァージョン。財津和夫が手掛けた詞・曲を彼ららしく軽やかに歌いあげている。アルバムのジャケット撮影ドキュメントをエンハンスト収録しているのも嬉しい。