2005年11月16日発売
“冒険”をテーマにした、FUZZY CONTROLのシングル。ロック・スピリットを掻き立ててくれる爽快なナンバーだ。テレビ東京系アニメ『甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説』エンディング・テーマ。
新世代のストリート・ミュージックと評される、まばゆいスウィンギー・ポップを奏でる女性シンガー・ソングライターのメジャー2枚目のアルバム。ドラマ『汚れた舌』の主題歌(5)のミックスや、代表曲のライヴ・ヴァージョンも収録された素敵なクリスマス・プレゼントだ。
女性ヴォーカル・ファンにはお馴染みのロック・バンドによる2年ぶり、7枚目のアルバム。今回はベルセバやモグワイ作品で知られるマイケル・バニスターをキーボード、プログラミングとして起用し、モダンなポップ楽曲を聴かせてくれる。
バンド名のわりに速くはない? と思っているとガツンとやられてしまう。緩急の中で最も大きな余韻を残す疾走感、アグレッシヴなサウンド、胸を打つメロディと言葉……それらが一体となって3ピースの力量を遙かに超える音世界を体現している。
101曲6枚組の内訳は、ドラマ篇、CM篇、映画篇、癒し篇、思い出篇、華麗篇(?)。とりあえずどこから聴いてもOKの“幕の内”であって、中身を云々言うのは野暮というものか。ケースの取りまわしの良さ、楽曲ごとのウンチク集と、トレンドはばっちり押さえてます。
レコード・アカデミー賞を受賞した交響曲全集からの分売。バーンスタインのウィーン・フィルに対する畏敬と、ベートーヴェンの曲に対する真摯な気持ちが重なった、古典性を重んじた演奏といえる。
最高の音で楽しむために!
バーンスタイン&ウィーン・フィルによるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」と「エグモント」序曲。全体にしなやかな柔軟性がうかがえる造形で、過度な劇的強調を避けた演奏が心地良い。
バーンスタインは80年代にウィーン・フィルともブラームスの交響曲全曲を録音しているが、こちらではよりエネルギッシュな演奏が聴ける。充実したオーケストラの響きが印象的。
1981年10月にライヴ・レコーディングされたバーンスタイン&ウィーン・フィルによるブラームスの4番シンフォニー。特に第4楽章クライマックスの盛り上がりの激しさが圧巻。
バーンスタイン3度目でかつ最後となった「悲愴」の録音盤。物議を醸した終楽章の超スローテンポなど、大胆不敵なアプローチで知られる演奏。IPOとの「イタリア奇想曲」を追加。
大砲の実射音が入っている「1812年」ほか。チャイコフスキーの音楽に深い共感を示したことで知られるバーンスタインの思い入れが感じられる、熱い演奏が聴ける。
バーンスタインのざらっとした響きとアンサンブルで聴くと、新古典ストラヴィンスキー特有の冷たいシャープさよりも、前の時代のバーバルな賑々しさが現われ出る。とりわけ響きの仕掛けの多彩な「3楽章の交響曲」は、リズムのキレも上々で快調ヴィヴィッド。