2006年1月13日発売
R・シュトラウス:交響詩≪ドン・キホーテ≫ 交響詩≪死と浄化≫R・シュトラウス:交響詩≪ドン・キホーテ≫ 交響詩≪死と浄化≫
レヴァインはメトロポリタン歌劇場管弦楽団の演奏水準を飛躍的に引き上げた。名手を揃えたメトロポリタン歌劇場管弦楽団とともに、レヴァインがR.シュトラウスを華麗に描く。
ハイドン:ピアノ・ソナタ第19番 ニ長調 ピアノ・ソナタ第46番 変イ長調ハイドン:ピアノ・ソナタ第19番 ニ長調 ピアノ・ソナタ第46番 変イ長調
ポゴレリチの強烈な個性が、ハイドンのピアノ・ソナタを現代に引き寄せて、面白く聴かせている。現代ピアノから、初期のフォルテ・ピアノの軽さと微妙な音色感を紡ぎ出している。素晴らしい指のコントロール。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番≪トルコ行進曲付き≫ ピアノ・ソナタ第5番・幻想曲K.397モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番≪トルコ行進曲付き≫ ピアノ・ソナタ第5番・幻想曲K.397
ポゴレリチのモーツァルトは、時代様式への学究的なアプローチとは一線を画した、現代ピアノの機能を最大限利用している。リズムやアクセント、ピアノならではの音色感などシャープな現代性を創り上げている。
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 幻想曲 作品49/≪華麗なる円舞曲≫ 作品34の1・2/3つのエコセーズ 即興曲第1番/練習曲第5番≪黒鍵≫ 他全10曲ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 幻想曲 作品49/≪華麗なる円舞曲≫ 作品34の1・2/3つのエコセーズ 即興曲第1番/練習曲第5番≪黒鍵≫ 他全10曲
シューベルト:さすらい人幻想曲/シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集シューベルト:さすらい人幻想曲/シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集
ウゴルスキは青年時代にグールドの影響を受け、現代音楽の紹介にも熱心だったが、本質的にはロマンティックなピアニスト。シューマンやシューベルトの作品で独自の世界を切り拓く。
ムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫/ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫/ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
大いに物議をかもしたアルバム。ムソルグスキーにおける極端に遅いテンポ。ラヴェルでの暗い音色感。ルバートのつけ方、間合いの取り方、アクセントのつけ方などなど。そしてそれを納得させてしまう構築力。