2006年11月発売
90年代前半からアーティスト、DJ、プロデューサー、リミキサーとして日本のシーンを牽引してきたケンイシイの4年ぶりのアルバム。テクノは極論するとリスナーの生理に合う合わないが評価の分かれ目だが、彼の作品からは音響の快楽とともに男気が感じられるのがポイント。
ブリーフ&トランクス解散後、伊藤多賀之のライヴ初収録盤。抱腹絶倒のエグさとブラック・ユーモア、卑猥さが爆発。ブリトラ時代の「青のり」「さなだ虫」も収録。「まんげつ」では笑い過ぎで窒息しないように。ボーナス・トラックでは対談コントも収録。★
ウエスト/チカーノ系のスタイルをいち早く確立し、人気者となったHYENAのアルバム。ヴァラエティに富んだトラックとボキャブラリーで、哀愁漂う漢(おとこ)のブルースからノリノリの4つ打ちトラックまでを収録する。
ポップ・ダンス・ユニット“ヤンブー”による、ダンス・チューン満載の大本命盤。「恋のマイアヒ」や「GO!GO!カリート」を超えるビッグ・チューン「オカマdeマプーカ」は、「オカマ〜、イェ〜イ!」というサビのフレーズが印象的な、空耳ソングの決定版だ。
大阪出身の女性アーティストのデビュー・アルバム。デビュー曲(5)をはじめ、既発シングルのタイトル曲はすべて収録。作詞はすべて彼女自身によるもので、シンガー・ソングライターとしての彼女を大切に育てるべく作曲は共作が多いが、伸びやかな歌声が魅力。
下北沢の“レディ・ジェーン”が故・松田優作なじみの店だったことから、店主の大木雄高氏が曲をセレクト。氏の追想が詰まったライナーを読みながら曲を聴く。と、バーボン片手にタバコをくゆらす優作の背中が見えてくる。でもやっぱりおっかなくて声なんかかけられない。
80〜90年代のヒップホップ・クラシックスを集めたコンピレーション盤。デジタル・アンダーグラウンドからビッグ・ダディ・ケイン、KMD、ICE-Tなどの楽曲が収録されている。