2007年3月発売
『ドライヴィン』シリーズ第3弾は、誰もが知っているヒット・ソング満載の最強盤。車のCMタイアップを中心に、ポップでキャッチーな曲が充実。まさにドライヴ・コンピの決定版といえる。
ウィーンのスタイルが身に沁み込んでいるバリリとバドゥーラ=スコダが、ウエストミンスターに残したモーツァルト録音のすべてを収録。20世紀初頭までに醸成された“ウィーン情緒”の何たるかが実感できる。
制作・出演
エマヌエル・ブラベツ / オットー・シュトラッサー / バリリ四重奏団 / ベートーヴェン / リヒャルト・クロチャック / ルドルフ・シュトレング / ワルター・バリリ / ヴィルヘルム・ヒューブナー名カルテット、バリリ四重奏団の歴史的な名盤。もはや聴くことのできない、典雅な香りと古典的な造形の確かさとが一体となった、雰囲気豊かなベートーヴェンだ。弦楽五重奏曲も収録されている。
19世紀以降のウィーンの演奏様式を受け継いでいたバリリ四重奏団の歴史的な名演集。ロマンティックな中にも新即物主義的な堅固さを持つ、絶妙なバランス感覚の上に立った高雅なモーツァルトだ。
2002年デビューして以来、クラブ系のクリエイターと積極的にコラボを続けてきた女性シンガーa.mia率いるLittle Hippiesのファースト・アルバム。BENNIE Kと2BACKKAのHAMMERを迎えて制作されたクールな冒頭曲に注目!
弟マイクとのユニット“サリアンジー”や、プログレ人脈の作品への参加など、60年代から地道に活動を続けていた英国を代表する女性フォーク・シンガーが、ブロンズ・レーベルに残した初期ソロ作品群が紙ジャケで登場。『ウォーター・ベアラー』は満を持して発表された78年のソロ・デビュー作で、ドリーミィなコンセプト・アルバムとなっている。ボーナスで収められた「ミラーズ」はやはり名曲。その後、79年の『イージー』から83年の『ストレンジ・デイ・イン・ベルリン』まで毎年アルバムを発表。ドリーミィ・フォークというべき音に始まり、AOR、ジャズ、さらには非西欧的なリズムを取り入れていくなど、徐々に音楽的な幅を広げていく。『イン・コンサート』は彼女初のライヴ盤。ジョン・G・ベリーらUKロック界の名プレイヤーが作り出すタイトな音の上を、スタジオ作と変わらない透き通った歌声が舞う。ソロ活動の総括的内容で聴きごたえがある一枚だ。ここに挙げた6枚を聴けば、その清らかな湖水のように澄んだ声に癒されるファンが多いのも納得する。エンヤの先を行っていたヒーリング・ポップという評価は間違いではない。