2007年9月発売
中村美律子 2008 全曲集中村美律子 2008 全曲集
河内音頭や浪曲で鍛えた喉で、キレのよい楽曲を発表している中村美律子の2008年版全曲集。いまや演歌・カラオケの定番曲となっている「河内おとこ節」や「瞼の母」など、往年のヒット・ナンバーを収録。
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー ≪アイ・ガット・リズム≫変奏曲/≪なまず横町≫組曲ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー ≪アイ・ガット・リズム≫変奏曲/≪なまず横町≫組曲
時々客演していたベルリン・フィルとの、名演と言える演奏。小澤征爾の切れ味鋭いリズム感が躍動し、ベルリン・フィルを自在にコントロールしている。ワイセンベルクとのアンサンブルも緊密で、心地よい緊張感が漂っている。
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番
33歳で亡くなったルーマニア出身のピアニスト、リパッティの代表的なアルバムのひとつ。ショパンもモーツァルトも唯一の録音だが、現代のピアニストからは味わえない独特の香りを放っており、大いに聴く価値がある。
グリーグ/シューマン:ピアノ協奏曲グリーグ/シューマン:ピアノ協奏曲
ガリエラとのグリーグは、この曲の最高の演奏とする人が、いまだに多い録音だ。カップリングのシューマンも、若きカラヤンとの共演で歴史的名演と言われているもの。リリシズムと華麗さが堪能できる。
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ロストロポーヴィチとのブラームスの二重協奏曲も一緒に録音するなど、精力的に活動していたセルとオイストラフの、ともに晩年での録音。演奏の精度、緊張感、豊かな情感と、いずれも申し分のない堂々とした演奏が味わえる。