2007年9月発売
クシシュトフ・キエシロフスキ、ルイ・マルなどの映画の音楽を手掛ける作曲家の久々のアルバム。旧約聖書に着想を得て書き下ろされたそうで、重厚長大なストリングスや賛美歌のような女性ヴォーカル、凛としたピアノがスピリチュアルな空気を演出する。
Λucifer時代からアジアで人気を博し、解散後にはソロでタイの国民的スターとなった越中睦(MAKOTO)の逆輸入ファースト・フル・アルバム。オルタナ、オリエンタル・ロック、デジタル・ロックとさまざまなサウンドを包括したスタイルはカラフルかつポップ。
大ヒット・シングル「ひとり薩摩路」を初収録した、水森かおりの2007年9月発表のアルバム。シングル曲やカヴァー、豪華作家陣による書き下ろしの新録曲など、さまざまな楽曲スタイルが楽しめる。
今までの9枚がすべて高く評価されているが、このハンマークラヴィーアはさらなる高みへと到達した。自然に流れていながら、細やかな神経が行き届き、どの瞬間にも楽興があふれている。この長大な作品が、少しも長く感じられずに聴いてしまえるなんて、滅多にないことだ。★
イギリスを本拠に世界的な成功を収めた女性シンガー、ナタリー・インブルーリアのヒット曲9曲に新曲5曲を加えたベスト的編集盤。リアルタイムなブリティッシュ・ロックのエッセンスをふんだんに盛り込みながらも、ポップに仕上げられているのがミソ。
10年ぶりにギル・ノートンが制作を担当した2年ぶり6枚目のアルバム。重厚かつ躍動感に満ちたナンバーを軸に、要所要所に生ギターやピアノをバックにした、しっとり系の楽曲を配した構成はオーソドックスだが、中庸の美とでもいうべきロックがここにはある。
三人のチェロ奏者にドラマーを加えたフィンランドのメタル・チェロ・ユニット、アポカリプティカの通算6作目。メタリックでいて優雅、緻密ながら壮大。聴くにつれ引き込まれる魅力を放つ。スリップノットのコリィなど豪華ゲスト陣が曲ごとに参加。