2008年1月発売
デュエット・ナンバーのヒット作を一枚に収めたコンピ・アルバム。かつて結婚式入場曲の定番だった「パラダイス〜愛のテーマ」をはじめ、80年代を飾ったラヴ・バラードの数々が満喫できる。
普遍的な人気を持つラヴ・ソングばかりを集めたコンピ・アルバム。デュエット集『エンドレス・ラヴ』の姉妹アイテムとなるもので、1970年代以降の切ない洋楽ナンバーが並べられている。
人気コンピ・シリーズ『アイ・ラヴ・ヒップ・ホップ』のヒット曲を集めた2枚組。90年代以降のヒップホップ・シーンをリードするマスターたちの名曲が、一枚に収録された好企画盤だ。
ポリーニが演奏活動を再開したころの録音。ポリーニのショパン観が鮮明に出ている演奏で、鮮烈な演奏を強く印象付けた名盤として高く評価された録音。いまだにその新鮮さは少しも色褪せてはいない。
DGからのデビュー・アルバムでもラフマニノフを取り上げたジルベルシュテインの、得意とする曲目がカップリングされている。繊細で抒情的な表情と、強烈な打鍵から生み出されるスケール感とを併せ持った一枚だ。
ピアノ協奏曲の第1番は、4種類ほどあるうちの4番目の録音。アルゲリッチの迸る情熱に圧倒されるライヴの模様を収めており、アバドとスリリングな演奏を繰り広げている。「くるみ割り人形」ではリラックスした楽しい演奏が聴ける。
ポピュラーな名曲や本格的なギター曲の傑作まで、イエペスの得意とする楽曲ばかりを集めたアルバム。名曲「禁じられた遊び」のテーマなどが収められ、イエペス・ファンはもちろん、幅広い層が楽しめる一枚だ。
ムターが17歳の時に演奏したメンデルスゾーン作品と、25歳の時に演奏したチャイコフスキー作品を収録。このチャイコフスキーの作品をもってカラヤンとの共演は最後となった。カラヤンの影響下にあった頃と独り立ちをした頃のムターの違いが楽しめる。
若き才能がぶつかり合った第1番と、それから10年後の成熟した音楽を聴かせる第2番という、ファンには嬉しい組み合わせ。それぞれに魅力があり、アルゲリッチの才能の煌めきがひしひしと伝わってくる。
クレーメルとアルゲリッチによる秀逸なヴァイオリン・ソナタ全集から抜き出したもの。「クロイツェル」におけるクレーメルの鬼気迫るような演奏が、アルゲリッチを燃え立たせ、稀有な名演を生み出した。
パリ・バスティーユ・オペラ座の音楽監督時代に精力的に行なった録音のひとつで、オーケストラからの信頼も篤く、名演が揃っている。本作でも豊かな色彩感としなやかなリズム、磨き抜かれた旋律線が楽しめる。
フィッシャー=ディースカウ全盛期の録音で、ムーアとの2度目の録音。細部にわたってフィッシャー=ディースカウの完璧な彫琢と、ムーアの伴奏を超えた演奏が絶妙なコラボレーションを奏でている。
ミケランジェリ特有の、チクチクするような研ぎ澄まされた輝きを持つ辛口のドビュッシー。「亜麻色の髪の乙女」も、ムード音楽とは対極の位置にある。繊細この上ない音の編み物とでもいった一枚だ。
名手3人が集まっての日本公演でのライヴの模様を収録。そうそう聴けない3人の緊張したやり取りが魅力で、特にチャイコフスキーでの盛り上がり方は尋常でなく、まさに必聴といえる。