2008年1月発売
レコード・メーカー5社の合同企画による『青春歌年鑑』シリーズ。“戦前編”第1巻となる本作では、藤原義江による「出船の港」やミス・コロムビアの「十九の春」などが2枚組で楽しめる。
“リンゴ・ヌード”で人気を得た麻田奈美の写真をジャケットにした憎いコンピ。昭和40年代にご三家と呼ばれた橋幸夫から佐良直美、荒木一郎、日吉ミミなどに東映ポルノの池玲子、杉本美樹の歌声まで収録。何でもありの猥雑な時代を反映した曲構成である。
北海道出身のロック・バンド、サカナクションの2ndアルバム。クラブ・ミュージックとJ-POPを自由に往還する彼らが、本作ではさらにクラブ寄りなアレンジを施し、ノリノリの一作に仕上げている
NHK土曜ドラマ『フルスイング』のテーマ曲に使用されているタイトル曲と飛鳥涼のカヴァーのカップリング・シングル。カヴァーを核としたコンサート・ツアーとアルバム制作を経て、シンガーとしてひとまわり大きくなったスケールの大きな歌声が聴ける。
ニッポン放送の人気番組『オールナイトニッポン』の40周年を記念したコンピレーション・アルバム。歴代番組ディレクターが番組ゆかりの楽曲をセレクトしている。メーカー6社合同企画。
98年に結成以来、インディーズで2枚、メジャーで6枚のアルバムを発表したバンドのこれまでの足跡を2枚に収めた集大成的ベスト盤。デビュー・シングルの「サニー」で重々しく始まり、浮遊感のある映画『アカルイミライ』の主題歌「未来」などラウドなサウンドの中に希望が見える。
ゆったりとしたテンポの楽章をフェード・インやフェード・アウト一切なしで収め、1枚あたり500円でまとめた4枚組。音色の統一感があって聴きやすいのはピアノ中心の[3]。総じてムード重視ではなくかっちりとした演奏が多いが、それだけに安心して聴ける。
ジャンル
ザ・ブロックヘッズのギタリストのチャズ・ジャンケルが脱退し、ウィルコ・ジョンソンが加入して制作されたアルバム。ドン・チェリーのトランペットも聴ける、80年発表作品。
ハロウィンのオリジナル・ベーシスト、マーカス・グロスコフのソロ・プロジェクトの1作目。ゲストにビリー・シーン、ルディ・サーゾといったベーシストを多数迎え、ベース・バトルを繰り広げる。メロディックでヘヴィなベース・ギターが主役の異色メタル作。
発売元
キングレコード株式会社ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱付き」第4楽章の多彩なアレンジと演奏を集めたコンピ盤。原曲はもちろん、編成、楽器のバリエーション編や、最速版&最遅版、冗談音楽まで、おなじみのメロディが七変化するユニークな一枚だ。
小金沢昇司の“北国・女うた”シリーズの第3弾、デビュー20周年記念曲でもある。カップリングは「おふくろさん」の韓国ヴァージョンとも言うべき、母への思いを綴った「オモニ〜母へ〜」。題材からしても韓国の方がリアリティがあるということか。
アコーディオンの音色から始まる、哀しげで人間臭い演歌の世界感。彼女の深い歌声は、人生の酸いも甘いも噛み分けた練達の響きで、非常に説得力があり落ち着く。ドラマティックに展開する楽曲もしかり、人の数だけ人生あり、と喚起させてくれる曲である。