2008年1月発売
発売元
キングレコード株式会社ライプツィヒ放送響のソロ・オーボエ奏者だったグレッツナーによる、ヴィヴァルディとテレマンのオーボエ協奏曲集。全体にスタイリッシュな演奏だが、グレッツナーの濃やかなニュアンスが豊かな表情を作り出している。
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キングレコード株式会社チャイコフスキーのもっとも人気のあるピアノとヴァイオリンの協奏曲を収めた嬉しい一枚。レーゼルの明確で堅固な構築力やフンケのよくうたうロマンティックな表現力、そしてスケールの大きなマズアの指揮が堪能できる。
旧東ドイツのオルガニスト、アルブレヒトによる、意外にも珍しいブラームスのオルガン曲全集。遺作となった「11のコラール前奏曲」など、ブラームス晩年の澄みきった美しさに満ちている。一聴の価値大いにあり。
旧東ドイツの名ピアニスト、レーゼルの得意としていたベートーヴェン。録音当時まだ30代だったが、ドイツの伝統的なピアニズムを継承し、堅実でオーソドックス、堅固な造形を構築している。清々しい演奏だ。
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キングレコード株式会社旧東ドイツを代表する弦楽四重奏団、ズスケ率いるベルリンSQの出色の全集からの抜粋。第14番は最後に録音されたもの。ベートーヴェンの孤高の境地を見事に表現し尽くしている。第3番の瑞々しさも素晴らしい。
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キングレコード株式会社シューベルトはゲーテの詩が好きだったらしく、彼の詩による歌曲が非常に多い。本作には、17歳から20歳ころの作品を中心に収録。青春の息吹にあふれた楽曲を、シュライアーが見事に歌い上げている。
制作・出演
オトマール・スウィトナー / ギゼラ・シュレーター / ゲアハルト・ヴェストナー / シュターツカペレ・ドレスデン / テオ・アダム / ドレスデン・シュターツカペレ / ドレスデン国立歌劇場男声合唱団 / ドレスデン国立歌劇場男声合唱団員 / フーゴー・フォン・ホフマンスタール / リヒャルト・シュトラウス発売元
キングレコード株式会社アダムのR.シュトラウス集とも言うべきアルバム。「ばらの騎士」でのオックス男爵やモロズスのモノローグなど、見事な歌唱を聴かせている。アダム43歳、絶頂期の録音だ。スウィトナーの指揮も万全。
発売元
キングレコード株式会社シャルプラッテンの一大事業とも言うべき、膨大なドイツ民謡集の第4巻。旧東ドイツの国家事業としてこの集大成を作り上げた。ドイツの貴重な財産であろう。合唱団の演奏も、非常に水準の高いものだ。
制作・出演
ギュンター・コーツ / フランツ・コンビチュニー / ヘルムート・コッホ / ベルリン放送交響楽団 / ベルリン放送合唱団 / ベートーヴェン / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / ライプツィヒ放送合唱団発売元
キングレコード株式会社コンヴィチュニーは「合唱幻想曲」のみで、ほかはコッホが指揮している。ドイツの伝統が、合唱にもオーケストラの響きにもしっかりと受け継がれた名演で、珍しい曲もあり、地味だが価値のある一枚だ。
制作・出演
シュッツ / ジークフリート・ローレンツ / ドレスデン聖十字架合唱団 / ハンス=ユルゲン・ヴァッハスムート / ハンス=ヨアヒム・ロッチュ / ヘルマン・クリスティアン・ポルスター / ペーター・シュライヤー / マルティン・フレーミヒ発売元
キングレコード株式会社バッハの「マタイ受難曲」と並ぶシュッツ晩年の傑作。切れ目なしに朗唱風の歌が続く静謐な中にも豊かな表情が息づいている。シュッツゆかりのドレスデンの合唱団も、シュライアーの福音史家も、実に素晴らしい。
日本デビュー35周年記念という冠が付けられたアルバムは、彼女自身が作詞/作曲した楽曲を中心に、作詞に遠藤実、日野原重明、山田洋次、山本伸一を迎えて制作されている。タイトルにもあるような、平和な世界の実現を切実に祈る思いが聴き手に伝わる。