2008年3月5日発売
SUNDAY MORNINGSUNDAY MORNING
7枚目のシングルとなる本作、タイトル曲は恋人との別れを明るい朝になぞらえて歌うギター・ポップ。恋する女のコのメロウなしたたかさに思わず共感。カップリングは重厚感のあるメロディに乾いたギターが重なるストレート・ロック。この危なっかしい感に図らずも胸キュン。
三線で聴きたい弾きたい J-POP BEST15三線で聴きたい弾きたい J-POP BEST15
沖縄で活動しているFu-miが演奏する三線1本でのJ-POP集。といっても、初心者の三線愛好者が一緒に弾いてみるのには都合がいいガイド演奏だろう。三線を調弦なしの本調子で弾いているので、たどたどしく聴こえるが、いい誘い水となり弾きたくなる。
誰が光に闇を落とした誰が光に闇を落とした
横道坊主の今井秀明が中心となった3ピース・バンドのセカンド・アルバム。ロカビリー、ガレージ・パンク、ストレートなロックンロールなどを熱く叩きつけるスタイルで、新しさはないが、確かなキャリアと情熱が音からはみ出すようなド迫力。ライヴの評判もいい。
Seeds of loveSeeds of love
デビューが90年で、派手な楽曲が次々にヒットと、バブルの象徴のようだった彼も40を過ぎた。ほとんどが自作曲で占められた本作は8年ぶりのリリースで、落ち着いたトーンのバラードが中心ではあるが、彼の華やいだ感じは消えていないのがうれしい。
The Rose 〜I Love Cinemas〜The Rose 〜I Love Cinemas〜
手嶌葵の年齢不詳といった感じのハスキーな歌声によりじっくりと歌われる映画主題歌の数々。いまやスタンダードとなった名曲を、気だるくも贅沢な時間を紡ぎだすバラードへと、笹子重治やフェビアン・レザ・パネ、天野清継、高田漣らがアレンジしている。