2008年4月発売
三波春夫が歌謡史に築き上げた金字塔、“長編歌謡浪曲”を紹介するべスト・アルバムの第3弾。平安時代末期が舞台の「曽我物語」から「赤穂城の内蔵之助」まで、勇壮な物語が綴られている。
『ルパン三世』関連の曲は多くのアーティストが取り上げているが、これは三波春夫のヴァージョン。パッと花が咲いたような得意の音頭モノや威風堂々のマーチに聴き惚れる。また「ルパン道中」は「雪の渡り鳥」を大胆にアレンジし道中モノに仕上げた異色作。
大江千里の作詞・曲によるバラード「始まりの詩、あなたへ」は、年輪を感じさせる夫婦の情愛を感謝の気持ちに託した歌となっている。「聖母たちのララバイ」を思わせる曲調の「桜色ー桜咲く日々にー」では、嫁ぐ娘との想い出に幸せの日々を回想する母の姿が歌われている。
アシュケナージ&ベルリン・ドイツ響ライヴ 朋友ズッカーマンとのモーツァルト『トルコ風』 指揮者十八番の『家庭交響曲』 ドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からのCD化。アシュケナージが首席指揮者在任中(1989〜1999)に行ったベルリン・ドイツ交響楽団とのライヴを収めた注目のアルバムが登場します。アシュケナージは一連のシュトラウスの管弦楽作品を、同じく首席指揮者を務めたチェコ・フィルと録音していますが、とりわけ高い評価を得ていたのが家庭交響曲(1997年)でした。よほどこののびやかな曲調をベースとする標題音楽をお気に入りらしく、前年のライヴでもていねいに描写することに心を砕いています。 カップリングは、ソナタや室内楽での多くの共演でおなじみの名手ズッカーマンとのモーツァルト。気心の知れた仲間を迎えてのコンチェルトは、どこかアシュケナージ自身が弾き振りでもみせる絶妙なニュアンスを思い起こさせるもので、このうえない美演。両曲とも終演後に拍手入り。(キングインターナショナル) ・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219『トルコ風』 ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン) ベルリン・ドイツ交響楽団 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮) 録音:1998年9月19日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) ・ R.シュトラウス:家庭交響曲 Op.53 ベルリン・ドイツ交響楽団 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮) 録音:1996年10月20日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) Disc1 1 : I. Allegro aperto 09:44 2 : II. Adagio 10:42 3 : III. Rondeau-Tempo di Menuetto - Allegro 08:53 4 : I. Thema - Bewegt / Sehr lebhaft / Ruhig 05:17 5 : II. Scherzo 12:53 6 : III. Adagio 12:36 7 : IV. Finale 13:10 Powered by HMV
宝塚の宙組が行なったミュージカルとグランド・レビューの主題歌を収めた一枚。専科の轟悠が歌う「黎明の風」は“勝ち続けて見失うより敗北から学ぼう”という歌詞が耳に残る、平和を願う歌であり、大和悠河をメインとする「Passion 愛の旅」は若い二人の愛を描いた力強い歌である。 『宝塚歌劇団』特集はこちら
宝塚歌劇団月組によるUCCミュージカル『ミー&マイガール』(95年上演)の完全収録CD2枚組サウンドトラック盤。何といっても、主役の天海祐希の演技が光る。前奏曲からフィナーレ、最終2幕6場のパレードまで臨場感タップリに鑑賞。宝塚ファン必聴アイテム。
発売元
株式会社ポニーキャニオンヒット企画の第2弾、2CDである。7つのアルバムから厳選された28曲、いずれもクラシックの名曲が下敷きで、このグループらしく上品で格調高い演奏が展開されている。素材はクラシックでも巧みな編曲により彼ら独自のジャズの世界が広がって、飽きさせない。
日本を代表するジャズ・ドラマー大坂の、7年ぶり6枚目となるリーダー作は広島でのライヴ。曲ごとに、影響を受けたミュージシャンに敬意を表するという選曲で、熱心な聴衆を前に、全員が一丸となって熱演を披露。小池のテナー、海野のピアノも快調だ。
2年3ヵ月ぶりのアルバムは、久石譲と共同プロデュースした壮大なオーケストラ・サウンドのタイトル曲を含む、持ち味の飾らない温かさに満ちた佳作。TOYOTA・ラクティスのCM曲の「ストーリー」などを収録。緑あふれるジャケットは、フラワー・アーティスト、東信さんの手によるもの。