2010年10月20日発売
86年生まれ、ハンガリー国立リスト音楽院に学び、日米での成功が話題を呼んでいるピアニストの本格デビュー盤。超絶技巧作品を並べた選曲ながら味わいは淡麗、響きを混濁させず細部を丁寧に描き込む力量は◎。1912年製スタインウェイの古風な音色も聴きごたえあり。★
2010年発表の最新曲からこれまでのヒット曲までを収めた全曲集。タイトル曲「母ちゃんのひとり言」ほか、「女の円舞曲(ワルツ)」「この地球(ほし)に生まれて」など、胸に沁みる楽曲の数々を収録。
多方面で活躍中の作編曲家、春畑セロリ編曲による連弾曲集第1弾となるバッハ編。プロはもちろん、アマチュアが弾いてもそれなりに楽しめる曲集をというコンセプトで書きあげられた、これは楽しいバッハとなった。
モーツァルトの天才さとお茶目さと軽快さ、ピュアさと悪ガキ性をすべて込めた連弾曲集を目指して編曲したという、春畑セロリの入魂の1枚。デュエットゥの演奏によって、モーツァルトの魅力がまた新たに加わった。
多方面で活躍している作編曲家、春畑セロリによる、ベートーヴェンの連弾集。中でも圧巻は、交響曲全9曲の断片を第1番から並べて作り上げた「ヒストリカル・シンフォニー・リレー集」だ。驚天動地の荒業編曲だ。
各地の矯正施設でのライヴを行なうなど、独自の音楽活動を展開する女性デュオのデビュー10周年を記念したシングル。京都・知恩院の教えをベースにした、前向きでありながら力みすぎないナンバーが揃っている。
2010年10月発表のシングル。前作「SOS」のファニー&トリッキーな作風とはうってかわって、スケールの大きな世界観とアーティスティックな音楽性が見事に融合した、たむらぱんの新境地ともいえるナンバーだ。
制作・出演
A.ベズィメンスキー / ウィーン・ジュネス合唱団 / ウィーン交響楽団 / ウィーン合唱協会女声合唱団 / エリアフ・インバル / エレーナ・プロキナ / コルス・ヴィエネンシス / ショスタコーヴィチ / スコラ・カントルム / ロバート・ホル発売元
日本コロムビア株式会社インバルが1990年から93年にかけて録音し、日本では95年10月に発売した全集の再発売。発売当初から高い評価を受け、インバルの代表的録音とされた。ショスタコーヴィチ理解の指標のひとつである。
ヴァイオリン、チェロ、キーボード、ギター、ベース、ドラムという構成の6人組インスト・バンドの初メジャー・アルバム。全員が東大出身ということで頭でっかちの音楽を想像しがちだが、ロックやジャズ、クラシックをミックスした楽曲は柔軟性に富み、多彩なスタイルを聴かせてくれる。