2010年12月発売
言い知れぬ孤独感を漂わせるメランコリーな楽曲を歌い上げた、ニック・ドレイクの3枚目にして最後のアルバム。自身の生ギター/ピアノのみをバックしたシンプルな構成ながら、その本質を見事に表現しきっている。
リンドン・グリーン、ジョン・スタナード、アニー・スチュアートの3人によって結成された幻のグループが1971年に発表した唯一のアルバム。英国の田園風景を思わせるサウンドが魅力。
グラム・パーソンズが脱退し、新たにリック・ロバーツを迎えて制作された1971年発表の3rdアルバム。ロバーツの持ち味であるポップで洗練されたサウンドが活きたアルバムに仕上がっている。
ロック史に大きな足跡を残したフライング・ブリトウ・ブラザーズの、1972年発表の最後のオリジナル作品となったライヴ盤。のちのカントリー・ガゼットのメンバーも参加した、1971年のツアーからの音源だ。
オリジナル・メンバーによる1971年のライヴ録音。デュアン・オールマンとディッキー・ベッツによるツイン・ギターをメインとしたエキサイティングなバンド・サウンドの迫力もそのままにパッケージング。
1972年発表の傑作アルバム。デュアン・オールマンの悲劇的な死をはさんで制作された作品で、「マウンテン・ジャム」をはじめ、歴史的なジャム・セッションが収録されている。
“ニュー・ソウルの歌姫”の異名を持つクリセット・ミシェルの3rdアルバム。メアリー・J.ブライジを手掛けるチャック・ハーモニーをプロデューサーに迎え、作詞はNe-Yoが担当。情熱的な歌声と、都会的なサウンドが心地よい。
作詞家・星野哲郎は、「兄弟船」をはじめとする数々の名曲で、鳥羽一郎の歌世界を作り上げてきた。その星野作品14曲を収録。また歌の間に星野哲郎朗読詩集「いろはにそらしど」の中から16篇の詩を選び、鳥羽自身の朗読を挿入するという構成。恩師への心あふれる追悼作品となっている。
息のあったピアノ&ヴォーカルの洗練された楽曲が聴く者の魂を揺さぶるユニット、MySoulMateの2ndシングル。1stとは異なった、華やかで特有の重みがある壮大なオーケストラで、彼らの“愛”と懐の深さを感じさせる一曲だ。
82年に大ヒットした「居酒屋」とB面だった「デュオしのび逢い」のデジタル・リマスタリング。作・編曲が大野克夫という異色演歌の「居酒屋」は、アコギのアルペジオ、ラテン・パーカッション、オブリガートのようなシンセが鮮明になったことにより、歌もより生々しく聴こえる。
2010年12月発表のシングル。レオナ・ルイスらを手がけるデーモン・シャープが楽曲提供した表題曲やCHARAの名曲「ミルク」のカヴァー(CHARAも参加)などを収めた、珠玉のバラード集となっている。
かぐや姫、風のメンバーとして数々の名曲を生み出してきたシンガー・ソングライター、伊勢正三のソロ時代にスポットを当てたシングル・ベスト。儚く澄んだ歌声に癒されること間違いなしだ。
2009年4月のデビュー以来、着実にアーティストとしての成長を見せている歌姫、菅原紗由理のウィンター・ミニ・アルバム。シングル曲「素直になれなくて」をはじめ、寒い冬を優しくい彩る楽曲がずらり。