2010年12月発売
パリの古城でエルトン・ジョン・バンドと共に制作された、1972年発表のアルバム。全米5週連続1位を記録した、黄金時代の幕開けを飾る記念碑的作品。代表曲「ロケット・マン」「ホンキー・キャット」を収める。
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人を中心に1972年にロサンジェルズで結成されたスティーリー・ダンの、88年発表のデビュー・アルバム。出世曲「ドゥ・イット・アゲイン」を収録。
1970年発表、全英チャート2位、全米でもチャート3位を記録したムーディー・ブルースのベストセラー・アルバム。コンセプトを設定しないポップ・テイストの強いアルバムだ。ムーグ・シンセなども導入している。
全英1位、全米でも2位、日本でも「ストーリー・イン・ユア・アイズ」がヒットし、彼らのベスト作品となった1971年発表のアルバム。メロトロンによるオーケストレーションが冴えわたり、ロックとクラシックが見事な融合を果たしている。
本作発表前に米国で「サテンの夜」がヒットし、アルバムも全米1位、全英5位を記録した1972年発表作品。その後日本にも来日しライヴを行なった彼らの、長い活動休止前のアルバム。
根強い人気を持つ英国の技巧派プログレ・バンド、ジェントル・ジャイアントの1970年発表の1stアルバム。クラシカルかつジャジィな音楽性と高度なテクニックに裏打ちされたスリリングなサウンドが光る一枚だ。
根強い人気を持つ英国の技巧派プログレ・バンド、ジェントル・ジャイアントが1971年に発表した2ndアルバム。複雑かつ実験的な曲展開と叙情的なメロディが一体となったサウンドで、ロック・シーンに大きな影響を与えた。
根強い人気を持つ英国の技巧派プログレ・バンド、ジェントル・ジャイアントが1972年に発表した3rdアルバム。道路工夫と画家、サラリーマンとなった3人の幼なじみの人生を描いたトータル・コンセプト・アルバムだ。
根強い人気を持つ英国の技巧派プログレ・バンド、ジェントル・ジャイアントが1972年に発表した4作目のアルバム。研ぎ澄まされたテクニックによる、複雑に絡み合うリズムと完成されたコーラス・ワークが魅力だ。
ジャケットも灰色と桃色で統一したキャラヴァン初期の代表作(71年発表)。ロックとジャズが融合した20分を超える名曲「9フィート〜」をはじめ、絶対的な美しさにあふれた一枚だ。
ゴングのメンバーとして、ソロとして、そしてシステム7として数々の作品を発表してきたギタリスト、スティーヴ・ヒレッジが在籍したカーンによる唯一のアルバム。カンタベリー系の中でも高い人気を誇る1972年作品。
ヴァンゲリスが率いたユーロ・プログレバンド、アフロディーテズ・チャイルドによる、“ヨハネの黙示録”をテーマにした1970年発表の2枚組大作。女優イレーネ・パパスの呟きが異様な迫力を持つ「∞」が圧巻。
サンディ・デニー、アシュレイ・ハッチングスが脱退したため、前3作とは趣きを異にした1970年作品。インスト・パートが多いながら、リチャード・トンプソンとデイヴ・スワブリックの共作「スロウス」など、男臭くスリリングな歌唱と演奏が堪能できる。
フェアポート・コンヴェンションを脱退した歌姫サンディ・デニーが、後に結婚するトレヴァー・ルーカスらと組んだフォーク・ロック・グループ唯一のアルバム(1970年発表)。ハート・ウォーミングな一枚だ。
名トラッド/フォーク・ロック・バンド、フェアポート・コンヴェンションを脱退した歌姫、サンディ・デニーが1971年に発表した1stソロ・アルバム。彼女の憂いのある美しい歌声が心地好い。リチャード・トンプソンがプロデュース。
1972年発表のソロ2作目。リチャード・トンプスンら常連の英国組に加えてスヌーキー・ピートやアラン・トゥーサンら米国勢も参加。メロディアスなアレンジが目立ち、アメリカ西海岸風の明るくポップな外向性に満ちている。
アメリカン・フォークに大胆に接近した1971年発表の5枚目。トラッド色濃い楽曲と、哀愁感あふれる名曲「ソー・クリア」などのシンガー・ソングライター風楽曲が見事に融合した一枚だ。