2010年12月発売
ピーター・フランプトンの脱退後、コロシアムから名手デイヴ“クレム”クレムスンを迎えて制作した6thアルバム。ライヴでの激しさを生かしつつ、緻密なスタジオ・ワークが加わった完成度の高いサウンドが楽しめる。
ハンブル・パイを脱退したピーター・フランプトンが豪華ミュージシャンの協力を得て完成させた1972年発表の1stアルバム。アコースティック・ギターを基調としたサウンドに、ときにオーケストラが彩を添えている。
ヴァン・モリソンが1971年に発表した人気の高い一枚。彼の代表曲であり表題曲ともなった「テュペロ・ナニー」をはじめ、くつろいだ雰囲気のナンバーが並んでいる。ヒット曲「ワイルド・ナイト」の別テイクなども収録。
卓越したテクニックと熱いブルース心、咽び泣くギターとソウル・フィーリングあふれるヴォーカル。フリーの魅力のすべてが堪能できる、1971年に発表された唯一のライヴ・アルバム。スタジオ録音の新曲も2ヴァージョン収録。
マーク・ボラン率いるT.レックスが、1971年に発表した2ndアルバム。中性的な歌声とけばけばしいサウンドでテクニック優先だった当時のロック・シーンに切り込み、グラム・ロックの幕開けを高らかに宣言した名盤だ。
予約の段階でゴールド・ディスクを獲得した、ブラック・サバスの1971年発表の3rdアルバム。本作でディープ・パープルやレッド・ツェッペリンと並び、イギリスの人気ハード・ロック・バンドとして知られるようになった記念碑的作品だ。
バンドとして全盛期を迎えていた時期に発表された、ブラック・サバスの1972年リリースの4作目アルバム。ヒット・シングル「トゥモローズ・ドリーム」も収録された、彼らの勢いが感じられる一枚。ピアノやメロトロンを導入し、新機軸も打ち出している。
1970年に発表された、記念すべきデビュー・アルバム。レコーディング中にドラムスが交代するなど、最初から波乱ぶくみだった彼らによる、ヘヴィなサウンドと実験的なアレンジが楽しめる。
1971年発表の2ndアルバム。タイトル・トラックはオーケストラを起用した16分にも及ぶ大作。美しいメロディと見事な構成力で、独創性に富んだ叙情的なハード・ロックを展開する。
70年代のブリティッシュ・ロックを代表する、ユーライア・ヒープの1971年発表の3rdアルバム。ブラック・サバスのような悪魔的歌詞がメロディアスな曲とともに展開する大傑作。聞き手を幻想の世界へと誘う。
ブリティッシュ・ハード・ロックやアメリカのサイケデリックな文化の影響を受けたユーライア・ヒープの1972年発表の4作目。意表をつくアコースティック・ギターや、洗練されたコーラス・ワークを展開する。
トータル・コンセプト・アルバムとして、高い評価を得た5thアルバム(1972年作品)。シンセサイザーの導入などにも意欲を見せた一枚で、イギリスだけでなくアメリカでの人気も獲得した。
絶妙なアンサンブル、ジャズやプログレのエッセンスを生かしたインスト・パートの充実が目覚しい、1971年発表の2ndアルバム。ドラマティックな展開と緻密に凝らしたサウンド作りが美しい。デレク・ローレンスによるプロデュース。
1972年発表のウィッシュボーン・アッシュの名盤3rdアルバム。メロディックな楽曲と緻密なサウンドでコンセプチュアルに構成され、英国バンドらしいトラッド気分の抒情性が魅力だ。
スコーピオンズの1972年発表のデビュー作。本作のみで脱退するマイケル・シェンカーのギターを中心に構成された、成功後のスコーピオンズ・サウンドとは少し趣きを異にしたプログレッシヴなアルバムとなっている。
ELOや10ccと並ぶ英国ポップ・ロック・バンドの代表格、スーパートランプの1971年発表のデビュー作。ブルース、ジャズ、クラシックなどの要素を取り入れたプログレッシヴ・バンド然としたアルバムに仕上がっている。
スパートランプの1971年発表の2ndアルバム。前作よりポップでバラエティに富んだ作品に仕上がっている。後の大ブレイクすることになる“スーパートランプ・サウンド”の萌芽を感じさせる一枚。