2010年1月発売
エノケンと並び昭和を代表するコメディアンと称される偉人のSP音源の復刻で、初CD化。服部良一や古賀政男の作曲による流行歌や芸者歌手とのデュエット、コミック・ソングなどを収録。歌詞の内容はコミカルだが、洋楽をいち早く咀嚼したサウンドは相当モダンで洒脱。
発売元
VMEロック・マインドを持つ人気ジャズ・ギタリストの強力な日米プロジェクト。LAではロベン・フォード、ゲイリー・ノヴァックら、日本では日野賢二ら、人気と実力を備えた面子とコラボレーション。国境もジャンルも超えたかっこよすぎるジャズ・フュージョン。
マクミラン:イゾベル・ゴーディの告白 オールソップ&ロンドン・フィル マクミラン(1959-)の出世作、「イゾベル・ゴーディのために決して歌われることのないレクィエム」です。宗教改革よりも前の時代、ヨーロッパ全土で吹き荒れた「魔女狩り」という風習がありました。今では集団ヒステリーの産物とも考えられていますが、当時のあまりの悲惨な状態は想像するだけで身の毛がよだつほどです。スコットランドでも1560年から1707年の間におよそ4500人の女性たちが裁判にかけられ命を落としました。1662年、イゾベル・ゴーディは女性13人で魔女の集会を催したことを告白。その赤裸々な内容は人々に衝撃を与え、結局のところ彼女は棒で殴られ、最期は絞殺されてしまったといいます。この音楽は冒頭では彼女の魂の平安を願うかのような、美しい音楽が与えられていますが、中間部では不協和音と暴力的な音が炸裂、オールソップはスコアを真摯に読み込み、この地獄絵図ともいえる情景を描きだしています。 他には、ジャズ的要素もたっぷりのアデス(1971-)の『室内交響曲』、とびきり楽しいヒグドン(1962-)の『パーカッション協奏曲』の2曲。全ての奏者渾身の演奏です!(ナクソス) 【収録情報】 ・マクミラン:イゾベル・ゴーディの告白 ・アデス:室内交響曲 Op.2 録音時期:2006年1月30日 録音場所:ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール ・ヒグドン:パーカッション協奏曲 録音時期:2007年12月15日 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール カリー・コリン(パーカッション) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 マリン・オールソップ(指揮) 録音方式:デジタル(ライヴ) Disc1 1 : MacMillan: The Confession of Isobel Gowdie [24:16] 2 : Ades: Chamber Symphony, Op. 2: I. [05:34] 3 : II. [03:26] 4 : III. [01:51] 5 : IV. [01:49] 6 : Higdon: Percussion Concerto [22:35] Powered by HMV
2009年あたりからライヴ・ハウス・シーンで急激に注目を集めてきた4ピース・バンドのファースト・アルバム。UKロック、メロコア、エレクトロ、音響系などを自在に操るハイブリッド・サウンドとリアルで生々しいリリックがガッチリと融合。刺激的にしてポップな新機軸。
各方面から絶賛されている4人組のサード・アルバム。甘酸っぱいメロディも、高らかに歌うヴォーカルも、てらいのない演奏も、それにみずみずしい言葉も、すべてがキラキラときらめいていて、希望にしか見えないみたいなアルバムだ。今の若手では最も可能性を感じさせる。★
発売元
日本伝統文化振興財団99年に人間国宝に認定された長唄囃子の堅田喜三久が1973年の35歳の時に一発録音で制作した最初のソロ・アルバムをCD化。全70トラックを7つに分けて構成したもので、鑑賞用としても資料としても貴重な作品だ。