2010年2月3日発売
宮城道雄作品集宮城道雄作品集
発売元
日本伝統文化振興財団邦楽史における革新的な作曲家、演奏家だった宮城道雄の代表曲を集めた2枚組。唯是震一、中島靖子を中心とした正派邦楽会による名演で構成されており、誰もが知る「春の海」はもとより、処女作の「水の変態」を含む韓国在住時代の作品や大正末期の多作の時代の作品を多く収める。
CONCERTOCONCERTO
N響のトランペット奏者栃本浩規のセカンド・アルバム。テレマンと酒井格の協奏曲のほか、コンクールの課題曲としても著名な室内楽曲を取り上げる豊富な内容である。彼の演奏には抜群の安定感と衒いのない表現が感じられる。在京のオケのメンバーによる強力なオケ伴奏も聴きもの。酒井作品が美しい。
FREEDOM SUITE - The Shape of Jazz to Come Revisited/Requiem for Soldiers of October RevolutionFREEDOM SUITE - The Shape of Jazz to Come Revisited/Requiem for Soldiers of October Revolution
最高の音で楽しむために!
桜会/マイライフ桜会/マイライフ
30枚目のシングル。冒頭のフォークロア調メロディ&アレンジでいきなり持っていかれてしまう、満たされた春爛漫を描いたシーズナブル・ソング「桜会」。「マイライフ」は、歌い始めよりトップギアで疾走するメッセージ・ソング。ナイーヴな北川の「桜会」とはつらつとした岩沢の「マイライフ」という両個性の最高競演は、新しい季節にふさわしいシングル。
ブルーロンドブルーロンド
作詞作曲はもとより、「青いロンド」を除く全編曲も小島自身が担当。そのせいもあってか、ヴォーカルに内在する“ノリ”が前面に出た感のある8作目。歌謡曲的な猥雑さがリズムのよさにもつながる。この人ならではの、歌い手としての魅力だろう。40分弱と尺こそ短いが、密度は濃い。★
ショパニズムショパニズム
ピアニストにとってショパンは成長と進化の指標になるのかもしれない。仲道にとっては16年ぶりのショパン・アルバムになるという。今回初録音となる練習曲は「黒鍵」や「革命」などポピュラーな6曲を収録。ショパンをさらに掘り下げた彼女ならではの心に響く演奏が聴けるのは最大の収穫だ。