記録・参考資料としての面が強いアルバムではあるが、真剣勝負のライヴだけに、かなり聴きごたえがある。ディスク構成どおりに聴き進めると、高校と演奏者の年齢が上がっていくにつれて、はっとするような瞬間を何度も味わえるだろう。特に、韓国のまだ幼いピアニストたちの演奏には衝撃を覚えた。