2012年2月24日発売
18世紀の2台4手の鍵盤楽器作品集! チェンバロとオルガンによって奏でられる愛らしい旋律 モーツァルト、ヴィヴァルディ、A.ソレル、ハイドン、テレマンなど、18世紀ヨーロッパの大作曲家たちによる、2台の鍵盤楽器のための協奏曲集。 ソレルの作品は、スペインのギター音楽の雰囲気とフラメンコを思い起こさせる陽気な作品。「2つのオルガンのための」とタイトルにはありますが、楽器の厳密な指定はなく(「オルガン」とは当時鍵盤楽器全般を指すこともありました)、ここでは2台のチェンバロでにぎやかに演奏されています。 子守歌風の音楽から行進曲風の音楽、フルートを思い起こさせる華麗な装飾に彩られた美しいアリアなど、様々なスタイルの小品が並ぶハイドンの『音楽時計の音楽』からは愛らしい2作品を収録。 ほかにも『調和の霊感』第8番を2台チェンバロで演奏したり、テレマンの室内楽をオルガンとチェンバロで演奏するなど、名曲をさらに楽しく聴かせてくれます。 ペーター・プラニアフスキー[1947-]は、ウィーンの聖シュテファン大聖堂オルガニスト並びにウィーン音楽大学教授として長年活躍したオルガン界の大御所。即興の名手でもある彼による作品を、この2人がどう奏でるか、注目です。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ソレル:2つのオルガンのためのコンチェルト第6番ニ長調(2台チェンバロ) ・ハイドン:『音楽時計の音楽』より「アレグロ」(ポジティフ・オルガン) ・ハイドン:『音楽時計の音楽』より「メヌエット」(チェンバロとポジティフ・オルガン) ・ショーベルト:パストラーレ(ヴァイオリンとバス伴奏を伴うクラヴサンのためのソナタ ハ短調op.4より)(2台チェンバロ) ・プラニアフスキー:無比のワルツ『何となく不器用に、速すぎず』(2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より)(2台チェンバロ) ・ヴィヴァルディ:『バッハ風に』(協奏曲イ短調〜合奏協奏曲集『調和の霊感』op.3-8)(2台チェンバロ) ・プラニアフスキー:子守歌『常に少しぼんやりした』 ・プラニアフスキー:カプリース・フーガ『急いで、しかし慌ただしくなく』(2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より) ・テレマン:協奏曲 ロ短調 TWV42 h:1(ポジティフ・オルガンとチェンバロ) ・ミヒャエル・ハイドン:アンダンテ MH468(変ホ長調)(ポジティフ・オルガン) ・モーツァルト:ピアノ連弾ソナタ ニ長調 K.381 ・プラニアフスキー:プレリュード『かなり静かに』(2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より) アリーン・ジルベライヒ、マルティン・ジェステル(チェンバロ、ポジティフ・オルガン) 録音時期:2011年 録音場所:フランス 録音方式:デジタル Powered by HMV