著者 : あざの耕平
ダーティキャッツ・イン・ザ・シティダーティキャッツ・イン・ザ・シティ
吸血鬼は実在する。都会の夜の中に。彼らは六本木や新宿などで闇に紛れ、強大な長の統率の下、闇社会を形成している。時の流れは関係ない。“一度死んで”甦ってきた者たちこそが吸血鬼なのだから。-そして今!変化のない時間を過ごしていた彼らに異変が。それは池袋のまとめ役の不在に端を発し…。
K R:BK R:B
ハイジャック事件をきっかけに青の王となった宗像礼司は、瞬く間に“セプター4”を掌握。有為の人材を登用し、違法をなすストレインの取り締まりを積極的に開始した。一方、周防尊を王とする“吠舞羅”は、鎮目町を舞台に勢力を拡大していた。だが、その急激な組織の拡張は、街に軋轢を生み始め、周防は苛立っていた。赤の王と青の王。彼らの邂逅は予期せぬ災厄を呼び、鎮目町の上空に二つの大剣が浮かび上がるー。二王の修羅道が、ここに始まる!
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