著者 : あんべよしろう
社畜である二重暮人はある日、神的な存在によって異世界に転移させられてしまう。 いきなり異世界に放り出された暮人であったが、授けられた空間魔法ーー転移を使った商売ですぐに生活を安定させることに成功。 しかし、前世と変わらない仕事ばかりの日常に徐々に不満を募らせていく。 そんな時、暮人が思いついたのは転移魔法を使った二拠点生活! のんびりしたい時は田舎で釣りをしたり農業をしたりの自給自足。飽きれば王都で仕事をしたり、友人と名店を巡ったり。 暮人の充実した二拠点生活の行く末はーー?
住居や街の整備、農作物の栽培など順調に辺境の開発を進めるヨシュア。そんなある日、電気をおこすことに成功したものの、その電気を溜めるバッテリーがないことに気付く。考えあぐねているとペンギンが現れて!?
弓おじさん、竜神の守護せし海底神殿の攻略へ! 現実にない楽しさを謳歌するマイペースなゲーム日誌、第2弾。 大人気VRMMORPG『Next Stage Online』--通称NSOを気ままにプレイする弓使いのキュージィ。 ある日、NSOのアップデートで実装された新システムを試すべく、彼はとある港町へ辿り着く。 そこで大勢のプレイヤーが海岸に打ち上げられている異様な光景に遭遇。事情を聴くも判然としないため、海に原因があると睨んだキュージィは海中へ向かう。 しかし、海中での慣れない戦闘と得意とする「射程」の制限により、雑魚モンスター相手に苦戦。 さらに突如として出現した強力な“蒼海竜”に全く歯が立たず!? 港町に戻り、対抗策を模索するキュージィだったが、情報収集を試みたところ「海弓術」という海中特化の弓術が存在すると判明! だが、習得には海にまつわる7つの奇特な試練をクリアする必要があり……? 弓を極めたおじさんによるマイペースなゲーム日誌(レポート)、蒼海の冒険を満喫する第2弾!
転生し公爵として国を発展させた元日本人のヨシュア。しかし、クーデターを起こされ追放されてしまう。絶望ーーではなく嬉々として悠々自適の隠居生活のため辺境へ向かうも、彼を慕う領民が押し寄せてきて……!?
ブラック企業を退職し、ネットカフェを泊まり歩く冒険者となった朽木竜胆。商店街の福引きで手に入れたスキルがバグだらけだったため、無双に近いと状態となった朽木は、美少女ガンスリンガーの江奈・キングスマンと共に強大なモンスター・アクアとの戦いを制するも、見慣れぬ土地に飛ばされてしまっていた。 仕方なく、郊外型のネカフェでつかの間の休養を取っていた朽木と江奈だったが、その土地はゴブリンとホブゴブリンが大量に生息する未開の地で、朽木たちは苦戦を強いられる。 そんな中、ゴブリン退治のさなかに、朽木は冬蜻蛉と名乗る男の子を筆頭に、7人の子どもたちを助け出す。「なぜこんなところに子どもが?」。不思議に思う朽木に対し、江奈も「今は子どものことに構っていられる状況ではない」と言うが、朽木は冬蜻蛉たちを見捨てることが出来ない。しかし冬蜻蛉にはある秘密が……。
安全圏から射貫いて、楽々レベルUP!? おじさんのお騒がせVRMMOライフ! 大人気VRMMORPG--『Next Stage Online』を始めた35歳のキュージィ。 期待して職業選択に挑むが、適職が見つからない。 実は現実の身体能力が反映されるこのゲーム。 パーティーを組もうにも、衰えた身体では誰からも相手にされなかった。 そんな彼に残された最後の職業は『弓使い』。 現実でさえ扱いが難しく、突出した長所もない不遇職だった。 最初は落ち込むが、固有ステータス「射程」に目を付けた彼は、とある戦法を思い付く。 それは射程にステータスポイントを振り、超遠距離から攻撃するというもので……? さっそく実戦に臨むと、偶然にも弓との相性が抜群らしく難なくレベルアップ。 さらに射程へ極振りし続けた結果、多彩なスキルとレア装備までも取得し!? イベントでも安全圏から黙々と敵を撃破! 本人は快適なソロプレイを満喫しているつもりだが、新人らしからぬ活躍にゲーム内がにわかにざわつき始め……? 弓を極めたおじさんによる自由気ままな快適ソロプレイ、開幕!
新卒で就職した会社がブラック企業だったため、すぐに退職。その後、就職難にあえでいた朽木竜胆は、ネットカフェを泊まり歩く冒険者となった。しかし、冒険者と言っても、迷宮内の小さな虫を拾い集めるというショボイ仕事でその日暮らしを送るだけ。薄給のため、普段の食事はコンビニのおにぎり、たまに食べる牛丼が唯一の贅沢という底辺生活ぶりだった。そんなある日、朽木は商店街の福引きで、とあるスキルを手に入れる。それは一見、凡庸なスキルかと思いきや、実際は、バグのおかげで無双に近い力を手にすることが出来る神スキルだった。神スキルを手にした朽木は、美少女ガンスリンガーの江奈・キングスマンと共に最強冒険者になるため、新たな冒険に旅立つのだった。 講談社の小説投稿サイト「セルバンテス」で開催された「第1回レジェンド賞」受賞作!
“本屋さん”への想いに揺れる家政婦・宵子の昭和レトロ浪漫譚 商店街のはずれにある「山下古書店」。 新米家政婦・宵子(よいこ)の努力により、 廃業同然だった店にも最近はちらほら客が入る。 一人前を目指して今日も立ち働く宵子には実は、 男やもめで無精者の店主・一生(かずお)との間に秘密があってーー。 意地っ張りでおせっかい、そしてとびきり一途な宵子と、 年の分だけ臆病になった一生が、 人情あふれる下町を舞台に繰り広げる、 懐かしくてちょっぴり切ない年の差純情恋物語。 黄昏古書店の家政婦さん 春夏秋冬下町恋話 ■目次 牡丹の影 緑水亭事件 反復恋習 あとがき