著者 : にじまあるく
王都の名門魔導学園に首席で合格し、学園対抗戦の代表に選ばれたジルベール。速記術で描く最速の魔法陣を武器とする彼の前に立ちはだかるのは、無詠唱魔法の使い手ーー最速同士が激突する、学園対抗戦が幕を開ける!
戦闘で使えない固有魔法【速記術】に目覚め、実家を追放されたジルベールは、少女とそれを追う謎の集団との戦いに巻き込まれる。戦いの中、【速記術】で古代魔法『魔法陣』を超高速展開できることが判明しーー!?
スカウト(斥候)として、勇者パーティの汚れ役を担ってきたヒドゥン。 仲間の目を盗み、魔王国によるスパイ活動の阻止、刺客・暗殺者の始末を実行してきた。 ある日、彼の貢献を知らない勇者たちから「魔王討伐で人々を助ける僕たちが、逆に人々を傷つけてどうする!」と追放宣告を受ける。 さらに恋仲だった幼なじみにまで見限られ、ヒドゥンは新たな人生を始めるため王都へ向かう。 たどり着いた裏組織「ギフティア」本部には、かつて仕事を共にした華奢な美少女・ルナの姿が。 やがて、ボスとして組織を統率する彼女と恋人として結ばれ、仕事で血に染まりながらも幸せな私生活を過ごしていく。 一方、新スカウトを迎え入れた勇者パーティは詐欺被害や資金難に直面し、身売りにまで手を出すが……?
ハイエルフ幼女とドラゴン娘のわんぱく神コンビで大同盟結成!? 《ユグがついに世界樹へと至る、怒涛の書籍オリジナル展開!》 炎神ファイア・メイカーを倒し、なんとか里を守り抜いたユグたちは、砂漠の国ヴァナヘイムから同盟の打診を受け、砂漠エルフの案内で現地へと向かう。 出会い頭にセフィとぶつかったのじゃロリドラゴン娘からまさかの自己紹介を受け── 「永遠の10歳であるうら若き乙女じゃが、こう見えて砂漠神と呼ばれておる」 時を同じくして、教国では炎神を失った影響で反乱勢力が活気づいていた。 これ以上国の威信が低下するのを食い止めるため、砂漠神を滅ぼす計画が始動、 ──地神アース・メイカーが動き出した。
「あ、ドワーフさんだ! やっほー! セフィだよー!」 目指すは、5,000年も仲の悪いドワーフの里!? 教国の騎士を倒し進化したユグは、新たな眷属のお姉さん(ヴァルキリー)を仲間に加え、ゴー君たちも進化させて戦力を強化する。 教国から逃れるため、地理的に最適なドワーフの里へ避難することにしたユグとセフィは、精霊とハイエルフの力でエルフの里をまるごと移す、壮大なお引っ越しを始めた。 だが、ドワーフの方は当然快く思うわけもなく、一触即発の状況に……。 一方、教国では炎神ファイア・メイカーがハイエルフの復活を知り、自らエルフの里を滅ぼすことに決める。 ついに戦いの幕が切って落とされた……! Web版から全面改稿!異色の植物転生ファンタジー激闘の第二幕!!
「ねえねえ、あなたはくさのせいれいさん?」 気がつくと俺は雑草になっていた。 記憶はないが、ステータスやスキルが備わっていて、 ーーなぜか転生という言葉が思い浮かぶ。 「ほわぁぁああ、太陽の光が心地いい!」 ひとまず光合成に最適な場所にいると、俺の声が聞こえるハイエルフのわんぱく幼女セフィと出会い、運命は大きく動き出す。 セフィに引っこ抜かれ“ユグ”と名づけられた俺は、エルフの里でも草の精霊として受け入れてもらい、のんびりと育てられることになった。 …かと思いきや、どうやらエルフは迫害を受け、逃げのびてきたらしい……。 ーーエルフたちを守るために雑草は奮闘し、進化する! 異色の植物転生ファンタジー、開幕!
人類圏の東端に位置する“灰の街”。そこでは人が残酷に食い荒らされる事件が頻発していた。特務捜査官・トシヤ(30)は“ネコ”と呼ばれる幼女・ミィとエージェントとして街を暗躍する。SFグルメを食しながら!