著者 : アンヌ・ゴロン
アンジェリク(5)アンジェリク(5)
夫フィリップの死後、田舎の邸に引きこもっていたアンジェリクが宮廷に戻った時、待ちうけていたのは、ペルシャ大使とのこじれた外交問題と、思いもかけない成り行きの危険な恋だった…。アンジェリクを愛する国王の怒り、王の寵姫モンテスパン夫人の激しい嫉妬は彼女を窮地に追いつめる。
アンジェリク(26)アンジェリク(26)
雪に覆われた山中の砦に、アンジェリクは三人の子どもたちと取り残された。ある夜、そこへ何者かが瀕死の男を運びこんだ。男の胸にはルビー入りの十字架が…。謎の神父オージュヴァルとの運命の出会いと息づまる二人の対決。長い苛酷な冬が終わり、アンジェリクの愛と勇気がすべてに打ち克つまでを描く感動の最終巻。
アンジェリク(25)アンジェリク(25)
最愛の夫、ジョフレが故国フランスへ旅立ったあと、アンジェリクの許に恐ろしい知らせがきた。あの魔女アンブロワッサンが生きていた。ケベックに姿を現した魔女は、アンジェリクの幼い娘オノリーヌの命を狙っているらしい…。そしてアンジェリクには、荒野で思いがけない敵の大襲撃が待ちうけていた。
アンジェリク(24)アンジェリク(24)
カナダを訪れたアンジェリクは、30年ぶりに長兄ジョスランと再会した。だが、その喜びもつかの間、ケベック警察の執拗な追及の手が彼女に迫る。しかも、3年前アカディアの森で殺された筈の魔女モードリブール夫人が今も生きているという新しい疑惑が、アンジェリクを恐怖におとしいれた…。
アンジェリク(23)アンジェリク(23)
夫との旅の途中、清教徒の町セーラムでアンジェリクは病に倒れた。高熱と悪夢に苦しみながら双子を生んだ彼女の枕元には“魔女”と恐れられる二人のクエーカー教徒の女が。突然町に姿を現わした黒衣のイエズス会士、秘密を告げようとして謎の死をとげた若者…病床のアンジェリクの胸は忍び寄る不安に波立つのだった。