著者 : キンタ
新たな領民、鷹人のサーヒィとの出会いや、岩塩鉱床の調査、関所の設営など、冬の間も忙しい時を過ごしたディアス達。そんなイルク村に、雪解けとともに春がやってくるーディアスが草原にやってきてから一年が経ち、一周年を迎えたイルク村。無事に冬を越え、春を迎えたことを祝う宴が盛大に行われ…。領での仕事が一段落したディアス達は、エルダンへの挨拶も兼ねて、隣領のマーハティ領へ旅行に行くことに。初めての家族旅行にセナイとアイハンは大喜び。少しでも早く旅行に行けるよう、二人は率先して仕事の手伝いをするのだった。皆で馬車に乗り込み、ゆったりと旅を楽しむディアス達一行。マーハティ領に入ると、大きな隊商宿に案内される。その建物の立派さに圧倒され、感心していると、エルダンの母、ネハが突然来訪し…。異国の香り漂う街で、楽しい家族旅行が、今始まる!!
囚われていたヘレンを救い出し、新たな家族として迎え入れたエイゾウ。以前に手に入れたアポイタカラで、ヘレンの代わりの剣や自らの愛刀を打ったり、親を失った狼を助けたりと、穏やかな“いつも”も新しい形へと変わっていく。そんな中、サーミャから聞いた新たな鉱石を探すため、エイゾウたちは黒の森の奥地に赴くことに。そこで出会ったのは、ある傭兵の少女と、そして最強生物ドラゴンで…?モノづくりライフ第5巻、新エピソードを追加して登場!第4回カクヨムWeb小説コンテストの異世界ファンタジー部門大賞受賞作。
洞人のナルバント一家や文官・ヒューバートらを領民に加え、さらに賑やかになったイルク村。強大な魔物、フレイムドラゴンが襲来するも、領民みんなで力を合わせて無事に打ち勝つことが出来たのだった。そんなイルク村を上空から見下ろすのは、立派な翼を持つ一匹の鷹。セナイとアイハンは鬼人族たちと協力してその大きな鷹を捕まえることに成功するが…。草原の南に、岩塩が取れる広い荒野があることを知ったヒューバートは、貴重な資源を取れる土地を管理せずに放置していることに驚き、領地として確保するためにディアスを連れて測量に向かう。しかし、すり鉢状になった岩塩鉱床の中心部は、なにやら怪しい雰囲気が。-ある吹雪の一夜。外に出られずに退屈した双子にせがまれ、ディアスは傭兵時代のある村での出来事について語り始める。そのエピソードは、周囲の人間には「黄金低地」という伝説的な武勇伝として語り継がれていて…。ディアスの知られざる過去の大活躍が、今明かされる!!
エルフの里の危機を救い、リディが家族になって“いつも”に戻ったエイゾウ工房。サーミャの旧友の獣人と出会ったり、噂の「魔法のナイフ」をリケと探したり、料理人の知り合いができたりと、穏やかな日常を過ごす。そんなある日、武具の大量発注が舞い込んできた。どうやら隣国で革命の兆しがあるらしい。さらに、特注品を打った傭兵・ヘレンが隣国に囚われたと聞きー!?大人気モノづくりライフ第4巻、書き下ろしも加え登場!
寒〜い冬でも あったかい家族! ーーさらに新たな領民も……!? ディアスの公爵就任にメーア達の出産と、めでたいこと尽くしのイルク村。領の名前も「メーアバダル領」と改め、領主として新たな一歩を踏み出していく。 順調に冬備えを進めていくイルク村だが、そこに正体不明の老人が訪れる。 生命感知魔法も魂鑑定も反応しないこの老人の正体は一体……!? さらに、王都からメーアバダル領を目指して一人歩みを進める男の姿もーー。 新たな領民を迎え、冬備えも一段落したディアス達に、思わぬ知らせが届く。 なんと、強大な魔物「フレイムドラゴン」が領に向かっているというのだ。 領民一同、力を合わせて、いざドラゴン退治!!
ミスリル剣すら修理してみせ、知る人ぞ知る名匠となってきたエイゾウ。ある日持ち込まれたのは、刀の製作依頼。元日本人として思わずテンションが上がるエイゾウだったが、問題は依頼主が人間と因縁深い魔族ということで…。可愛い走竜が家族になったり、異世界初のサスペンション開発、さらには魔物討伐隊に随伴して出張工房を開いたり。“いつも”を積み重ねながら、今日も鍛冶屋は大盛況のようです。
とんでもない業物を作るチートを貰い、異世界でのんびり鍛冶屋を営むエイゾウ。ある日、暴漢に襲われる伯爵家令嬢のディアナを助け、匿うことに。何やら伯爵家は、一本の家宝の剣を巡ってきな臭いことになっているそうだが…。さらには、エルフの里からミスリルの宝剣の修理依頼が!人の手には余るファンタジー素材の加工に心を躍らせるエイゾウ。一介の鍛冶屋にできることなんてたかが知れてるが、まあやれるだけのことはやりますか…。
深夜残業を終えて帰宅中、猫を助けてトラックにはねられたエイゾウ。その猫は神様っぽい何かだったらしく、見返りとして、希望のスキルを貰って異世界に転生することに。「趣味のモノづくりで暮らしたい」と願い、鍛冶に始まる生産スキルで早速ナイフを作るとー藁束が切れた。台ごと。どうやら貰ってしまったのは国政を揺るがしかねない業物を生み出すチートのようで…?そんなの危なっかしいし、そこそこの力で鍛冶屋としてのんびり生計を立てよう…。第4回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門大賞受賞作。