小説むすび | 著者 : ケイト・ウォーカー

著者 : ケイト・ウォーカー

大人になった夜大人になった夜

レイチェルの母とガブリエルの父は長年愛人関係にあり、 二人は義兄妹のようにひとつ屋根の下に暮らしてきた。 親たちの関係が複雑でも、ガブリエルは優しく接してくれ、 レイチェルが19歳になった夜、ついに互いの想いを確かめ合った。 彼女にとって、ガブリエルは一生をかけて愛する人になった。 ところが数日後、彼は人が変わったように別の女性を連れ込み、 2週間後には、父親の会社の支社設立のため、国外に去ってしまった。 ガブリエルを恨んでも愛することは止められず、数年が過ぎたとき、 彼が婚約者を連れてきた。そしてレイチェルは初めて真相を聞かされる。 どれだけ愛し合っていても、二人は決して結ばれない運命にあった……。 レイチェルが純潔を捧げた翌日、ガブリエルは父親から恐ろしい事実を聞かされたのでした。二人は異母兄妹なのだと。禁断の愛を断ち切るために別の女性と婚約したガブリエルでしたが、いよいよ結婚式が近づいたある日、ほんとうの真実が明らかになります。

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